ル ディス 2016年ドメーヌ バロン ド ロートシルト＆ロス ヴァスコス元詰
評価：8点
コスパ：C
生産地：イタリア プーリア
品種：カベルネ ソーヴィニヨン85％、カルメネール10％、シラー5％
価格：4,015円(税込)
過去の記憶でこのワインがとてもいい印象だったので買ってみる。ロスヴァスコスは安いものならスーパーでもよく見かけますが、このル ディスは売っているのみたことありません。ネットで買いました。。
香りは、カベルネが中心だということが良く分かるベリー系、割と大人しいというか、派手さはない。バニラが少々とスパイシーではない香辛料っぽさ、わずかにスモーキーさもあり結構複雑。
味は、ぶっちゃけメルローが20％くらい入ってると思ってしまいました（笑）。相変わらずのバカ舌っぷりですが、ちょっと土っぽさを感じるとメルローだと思ってしまうという。これはカルメネールの影響なのかはわかりません。
結構複雑で、開けてすぐにほどほどおいしいですが、良く飲む旨安のチリワインよりはわかりにくい。ボルドーと言われても私にはわからんかもしれません。上品なベリー系の果実味、カシスを割と感じ、タンニンは割とありますし、そこからビターなチョコレートっぽさもあります。
カベルネ中心とはいえ、結構複雑であり、うまい安ワインでは無理なクオリティ。
時間が経つにつれてタンニンが穏やかになり、思ったほど元々濃くはないので、食事と共にゆっくり楽しむのが良いのではないかと思います。
ネックは値段。4000円というとブルゴーニュでもほどほどなものあるし、ボルドーでもまずまずなものが買えます。確かにおいしく、4000円の価値があるワインだとは思いますが、やはり心理的にチリで4000円とかって、レストランだったら1万はするわけで、ちょっとためらうかもしれません。ブランド力に影響されてしまいます。
家で週末ワインとして飲むにはとてもいいのではなかろうかと思います。数年前は3500円とかだったのになぁ。
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