ロス ヴァスコス クロマス グラン レゼルバ 2018
評価:7点
コスパ:B
価格:2140円くらい(税込)
生産:チリ
品種:カベルネソーヴィニヨン85%、シラー10%、カルメネール 5%
購入場所:ネット
そういえば、チリワインはコノスルしか紹介してないなーなんて思い、以前ロスヴァスコスのルディスという4000円くらいするワインを飲んだときにうまかったので、グランレゼルバはどーだね、ということで購入。価格は2000円ちょっとというところかと。
開けた瞬間はだいぶ閉じていて、少し時間を置くと開いてきます。香りは、ブラックチェリー、カシスの果実感、なんとなくメルローっぽい草や土っぽさ(バカ舌と鼻)。そこまで広がる感じの香りではない。
味は、なんかやっぱりカベルネソービニヨンとメルロー混ざってるように思ってしまいました。そしてフランスっぽさ満点。ラフィットが手掛けてるのか何なのか忘れましたが、いずれにしてもフランスっぽい。
カシスとブラックベリー、そしてイチゴっぽさはあり、フランスっぽい感じ(明るい暗いでいったら暗い感じ)の果実味というか、、、。タンニンは非常に強い。時間経つと少し落ち着きますが、それでもしっかり。ハーブというよりタバコっぽい香りが鼻を抜けていく感じ。ビターなチョコレートもよくわかります。いくつかのアロマはありますが、そこまで複雑ではなく、樽感はあるものの、それほど強烈な個性でもない。全体的に残念なのは凝縮感があまりないので、リッチには感じないという感じ。
2000円のフランスワインですよーって出されたら、たぶん私は何の疑いものなく、2000円にしては、そしてその値段のフランスワインにしてはうまいなと思うでしょう。。。なのでコスパとしては悪くないですし、こういうワインはありなわけですが、探せばこの価格帯で同じようなクオリティのものがフランスにもあるような気がします(ジスクールのセカンドとか)。
チリワインに求めるのはやはりコスパであり、これが他の国だったらこの値段では飲めないよなーという感想を言いたいのです。2000円出すならよりそれを言いたい。
このワインはまずまずですが、コノスル20バレルの圧勝と言えるでしょう。ちなみにロスヴァスコスのノーマル品はスーパーで良く見かけますが、それよりはだいぶおいしいです。
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