ヴィーニャ エラスリス アコンカグア コースタ ピノ ノワール 2020

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ヴィーニャ エラスリス アコンカグア コースタ ピノ ノワール 2020
評価:8点
コスパ:B
価格:3,300円くらい(税込)
生産:チリ
品種:ピノノワール100%
購入場所:ネット

コノスル以外で、少し高くてもおいしいチリワインでもないかなーと探していたところ、素晴らしいワインに出会いました。お値段はそこそこするものの、テロワールをちゃんと感じられ、素晴らしい出来。

香りは、果実の要素もあり上品でエレガント。少しスパイス感もあり、そのスパイスはカレーによく使われていそうな感じ。穏やかでありながらその土地の香りもしてくる気がします。

味は、結構ビックリするくらいおいしく、これまたエレガント。テロワールと同時に複数のアロマを感じ、繊細さもありながらリッチ。ベリー系の味もピノらしく濃いわけではないが、しっかりした味わい。

濃くはないですが、上品で厚みのある、ふくらみがあります。酸もきつくはないが丁度いい塩梅で感じることができ、タンニンは穏やか。開けてすぐおいしいのもいい。チリワインって3000円出すとこんなん飲めるんだって印象。

これまでのチリのピノノワールは、もっとパワフルであり、わかりやすいおいしさな印象でしたが、私のバカ舌によると、これブラインドテイスティングしたらブルゴーニュというと思います。そのくらいエレガント。3000円台ではこのレベルをブルゴーニュに求めるのは無理でしょう。

ブルゴーニュで言えば、グロフレールなんかも同じような価格帯で非常にお気に入りですが、このワインはもっとリッチでエレガントな気がします。グロフレールのほうがなんていうかスモーキーというか。好みにはよると思いますが。

コノスルだけじゃないんだ、もうちょっとお金出すとって思えるリピートしたい週末ワインといったところです。是非お試しください。ランクを下げたものも1500円くらいで確か売ってるので試してみよう。

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