映画もコミックも絶好調な鬼滅の刃。社会現象的なものにもなっているので、マーケティングもうまいんだろうなーと思います。とかいう私もアマゾンプライムだったか、タダで見られたので、食後時間があるときはウイスキー飲みながらアニメは見ました。映画もちょっとみたいなーなんて思ったり。
とてもジャンプっぽいバトル要素のあるストーリーですが、結構違うなーと思ったのは、味方的な(善人的な)人が最初にあからさまに死ぬということ。ドラゴンボールとかワンピースってそういう感じじゃなかったような。ただ、善悪みたいなものはハッキリしているし、目的もはっきりしているので、とてもわかりやすいというのは万人に受ける要素なんだと思います。
そう考えるとガンダムって凄いわけですが、、、。鬼滅の刃を見て思ったのは、要するに水戸黄門みたいなストーリー。ドクターXもそうですし、悪を成敗します~みたいなのが好きなんだと思います。近年アメリカでもクリストファーノーランは、善悪を違う視点でとらえてますし、たぶん日本でもそういう映画やストーリーは増えてきたと思います。
でも結局根強く、刑事ものだったり、医者もの、そしてジャンプ的なストーリーで人気は出やすい。日本に特化しているのか?といえば、そうでもないかもしれませんが、たぶん人気が出る法則とか傾向はあるわけで、それを掴んでいるプロデューサーなどはいるでしょう。
キーワードはいくつかはあげられるとは思いますけど、まぁそれは見る側の私としてはどうでもいいわけです(笑)。鬼滅の刃の映画をみたチームメンバーからは一様に感動した~~、めっちゃよかったですよ~~というわけですが、感動ということを考えると、感動する、というのと、感動させられる、というのは結構違うと思います。
心理的なものや文化的なものは、だいぶクリアに説明されるようになってきて、掴んでる人達は、感動を”狙う”わけだと思います。恐らく鬼滅の刃も狙ったところはあると思うので、私も含めてそれにのっかって感動したりすることってあるんだろうなーと思います(鬼滅の刃では泣きはしないけど・・・)
どちらがより深い感動か?といえば、それは自然に発生する感動でしょう。それは偶然あったりするわけだと思いますが、だんだんその偶然って減ってきているのかなー、なんて思ったりします。感動とは違いますが、なんかテレワークになり、歩かなくなって、ジムに行く頻度が増えたわけですけど、なんかロボットっていうか、人工的な生活になったな、と思うわけです。
どんどん話がそれてしまいましたが、鬼滅の刃が最後どうなって終わったかは知らないですけど、潔く終わった、人気絶頂でもワンピースのようにならずに終えた、というのはある意味で作者の素晴らしいところではないかと思います。
ちなみに私は寄生獣という漫画が好きです。手塚治虫だとブッダも好きですが、ノーマンってちょっとマニアックな月の物語も好きです。
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