ダンヒル オールドマスター 1990年代前半~2000年代流通

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ダンヒル オールドマスター 1990年代前半~2000年代流通
評価:7点
コスパ:A
価格:3,500円くらい
購入場所:ヤフオク

丁度80年代のダンヒルを開けていたところだったので、開いてるうちに飲み比べなければ、ということでダンヒルのロゴが今のロゴになっている90年代前半から2000年代初期くらいのものを開ける。飲み比べって同じ条件のほうが勿論判断しやすいのでいいのですが、似ていることも勿論の多いので、失敗するとしばらく大してうまくないウイスキーを延々と飲むことに。そして同時に何本かは開けているので、うまくないのはいつまでも残るということが起こります。

香りは、年代が変わっても特徴は変わらず、ブラウンシュガー、少しのフルーティ感、鼈甲飴っぽい感じがあります。80年代のものに比べると香りそのものが控えめでちょっとライトな感じがします。状態の問題もあるかもしれませんが、熟成年数とかどうなんでしょう。

味は、少しのアルコールのぴりぴり感に苦味のあるアタック、そこまで超熟な感じはしなく、やはり80年代に比べると少しライトな印象があります。系統は同じですが、元々そこまでボディが厚くないタイプがさらに薄くなってる印象。

マイルド感や濃さみたいなものもやはり少し物足りなく感じますが、3000円程度で買える昨今のブレンデッドよりはだいぶおいしいかなって感じなので、コスパはいいといえばいいような。グレーン感もやはり結構あります。やはり多くのウイスキーでそうなように80年代と90年代は(特級云々もあり)結構質が変わるような。ダンヒルがその影響を受けているかはわかりませんが、80年代に軍配があがります。

何も見ずに買いましたが、台湾の免税で売られていたらしき感じです。状態は全然問題ありませんでした。

80年代流通品(左)とそれ以降(右)。ラベルは明らかに違い、今らしい感じになっていますが、味は左のほうが好みでした。価格的には80年代のほうが倍まではいかないですが、現状で5000~6000円くらいするイメージです。せっかくなら80年代かなーって感じ。少し深みが違います。

話題としてもいいこのダンヒルのウイスキーですが、味もまずまずですし、当時の価格がいくらか知らないですが、軽く1万は超えるんだと思いますし(定かではありませんが3万との話も)、まったくその価値は感じませんが、3000円ならコスパいいウイスキーなのでオークションなりで見つけて、興味があれば試してみてください。

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