グレンバーギー 15年 バランタイン
評価：7点
コスパ：B
価格：600円/30ml
購入場所：ビックカメラ西新宿店
バランタインのキーモルトの一つであるグレンバーギーですが、たぶん不定期でバランタイン名義でグレンバーギーのシングルモルトが出ています。よく調べていないですが、恐らく原酒に余裕が出たときなのか、マーケティング戦略なのかはわかりませんが、試しに飲んでみたところ、中々これはこれで勉強になりつつ、おいしかったので紹介します。
一本買うと6500円程度するので、とりあえず試飲してから、うまかったらストックしておこうかななんて思って、初めて西新宿のビックカメラに試飲に行き、丁度ラインナップにあったんで試しました。本来の目的はバーニーズニューヨークと大塚家具に行くことでしたが、少し運動もかねて寄り道を。シングルを600円で飲めるとは中々良心的です。実際、シングルなら23杯は取れるわけで、600円で売れば13000円を超えるわけですから、まぁ粗利で考えても50％はあるわけで、飲む側も売る側もいいところなんでしょうね。混んでなかったので店員さんは一人でしたし。ビックカメラ西新宿はちょっと気に入ったのでまた後日紹介したいと思います。
さて、このグレンバーギーですが、香りからバイアスがかかってるのか、バランタイン感はします。が、バランタインのような複雑で、これぞバランタインって香りというよりは、バランタインに確かに入ってるモルトだねって感じです。勿論グレーン感もない。特に甘みの部分でバランタインに貢献しているのではないかなーとか勝手に思いました。
ボディは厚くないのですんなり飲めますが、割とフルーティさがあり、洋梨の感じと甘味は蜂蜜のような感じ。ほどよい熟成感と主張しすぎない感じでとても飲みやすく、中々落ち着いた華やかがあるウイスキー。十分シングルモルトとしての美味しさがあり、1本6500円だとしても、まぁそのくらいはするだろうな、というクオリティ。
他のシリーズも出ているようですが、機会があれば試してみたいと思います。このグレンバーギーに関しては、普通にストックしておいても満足できるシングルモルトでしょうし、シンプルに飲みやすく、気分を選ばないで優しく飲めそうという感じ。
確かにバランタインに入ってるキーモルトだなということもハッキリわかりますし、そのあたりもバランタイン好きであればニヤニヤしてしまいそうではあります。価格を考えると、確かにクライヌリッシュなど現行品で魅力的なシングルモルトも買えてしまうので、好みの部分はありますが、少し選びにくいかもしれません。ただ飲みやすさということを考えると、ウイスキーにそこまで慣れていなく、ストレートで飲んでみたいなー、ストレートをおいしく感じたいな、と思うキッカケとしてはいいチョイスなのかもしれません。アルコール度も40％です。機会があればお試しを～～。
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