コノスル ピノ ノワール オシオ 2016
評価:8.5点
コスパ:B
価格:6,400円くらい
生産:チリ
品種:ピノノワール100%
購入場所:ネット
コノスルといえば、私にとっては旨安ワインの代表みたいな存在ですが、かなりいいお値段するオシオ。久しぶりに、おお、これはうまい!と思えたので紹介してみます。コノスルはコンビニなどでも売ってるノーマルコノスルやレゼルバ、さらには20バレルなど1000円以下から2500円くらいまでのものしか飲んだことありませんでした。もう少し言えば、価格に比例しておいしいので、少し奮発してオシオを購入。この価格だと中々のブルゴーニュ買えるのではないか、とかカレラ2本飲めるなーとか思うわけですが。
色は意外と濃いなーと思いつつ、まぁチリのピノってこんな感じ?とか勝手に思いつつ、香りは、まーまー閉じてましたが、それでも結構凝縮されたベリーやチェリーで、樽由来かはわかりませんが、少し複雑な強くないスパイスっぽさがありました。ポテンシャル十分な感じですし、なんだかチリワインって思えない、自然な感じというか、スムースさというか、エレガントさがあります。
味は、おお、これホントにコノスルでさらにチリワインか?と素人の私は思ってしまいました。飲んだ瞬間はブルゴーニュっぽい。何が違うかといえば、このオシオのほうがスッと入ってくる感じ。あとはブルゴーニュで割と感じる少しのスモーキーさというか、そういうものがない感じ。それが良い悪いではないと思いますが、とてもリッチなワイン。アロマも十分に感じられ、上質なピノノワール。なんかそんなに知らない生産者のブルゴーニュの村名ワイン買うよりいいかも。
6000円を超えるので(以前は5000円くらいで買えた気もしますが・・・)週末ワインにしても少し高いかもしれませんが、十分楽しめます。また、時間が経つにつれて、よりマイルドに、チェリーやベリーの感じが目立ってきて、スムースさも加速。凄く特徴があるわけでもないですが、本当においしいピノノワール。
コノスルは値段に比例しておいしくなっていくと書きましたが、オシオもその通りで、20バレルのピノよりもだいぶおいしい。値段も2.5~3倍ですが・・・。コノスルは、セラーにワインがなくなり困ったらスーパーやコンビニにノーマルコノスルを買ってしのぎ、普段はレゼルバ(1100円とか)を飲み、週末には最近買ってないですが、20バレルを飲む。そして少し特別なときにオシオを飲むみたいな、自分なりのコノスルの楽しみ方を確立したような気がします(笑)
難しくないワインですし、ある程度熟成も出来そうですが、今開けてもおいしいみたいなところはコノスルらしいですし、リッチさとスムースさが備えられているので、是非一度お試しを。
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