サミュエル アダムス ボストン ラガー

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サミュエル アダムス ボストン ラガー
評価:7点
コスパ:C
価格:400円程度(355ml)
生産国:アメリカ
購入可能場所:ある程度ビールが豊富な酒屋

サミュエルアダムスは、そもそも実在した人物です。二代目大統領の弟で、アメリカ独立戦争やボストン茶会事件で重要な役割を果たした偉人「サミュエル・アダムズ」から命名されています。とのこと。私はビールで知りましたが(笑)関係する人でジョンハンコックという人がいます。

あるときに、いろいろ書類手続きがあり、アメリカ人の友人に助けてもらいながら、彼はニヤニヤしながら、あなたのジョンハンコックをここに書いて。と言われて、全然意味わからなかったんですが、それはサインをしろ、という意味で、結構からかわれたりしました。いい思い出です。行った当初はほぼ英語できなかったので、結構こんな感じで面白がられました。数年後にはだいぶ出来るようになり、今よりもずっと出来ましたが、逆に今なんかは、マジでアメリカいたの?レベル。

20年くらい前の話ですが、その当時サミュエルアダムスのラベルに赤は入っていなく濃いブルーでした。途中でサミュエルアダムスライト、みたいな薄いのが出ましたが、断然私はこちらのオリジナルのほうが好きです。当時はクラフトビールなどの知識ゼロだったため、アメリカで一番おいしいビールはサミュエルアダムスだと思っていました。

何がおいしかったかって、結構味は濃いのですが、ドライでありのど越しもよく、ラガーなのにこういうビールあるんだーって感じ。大体6本で8~9ドルくらいだったので1本150円と安い。今日本で買うと400円くらいするので、コスパ悪~~。

懐かしさもあり、日本で数年に一回買って飲んだりしてますが、何か日本で飲むとそれほどおいしく感じないのは気のせいだろうか。船で送られてくるとか影響してるんですかね?そのあたりはわかりませんが、このビールのいいところは結構熟成されているので、麦芽やポップをちゃんと感じるのと、割と質のいい苦味みたいなものがいいバランスというところ。主張は結構強いので好き嫌いは別れると思います。

なんかカタカナで書くとサミュエルではなくサミエルだそうですが、まぁいいとして・・・。このサミュエルアダムス、アメリカで頼むときにサミュエルアダムスください、と言う人はあんまりいません。ニックネームが普通のアメリカでは、サムアダムスください、と言ったり。そういうの知って、ちょっと俺わかってるじゃん風に思うのが、当時アメリカかぶれとか、アメリカナイズドされたといういい例ではないでしょうか(笑)自分のお金で行ってたわけではないのに、調子に乗ってた若者みたいな感じです。

味の濃さの割にはアルコール度も控えめなので、面白いといえば面白く、他に似たようなビールがないというオリジナリティもこのビールの魅力ではあります。先にも述べたように、何か日本で飲むと埃っぽいというか、そこまで良さは感じないわけですが、今後も数年に1回は飲むことになるビールだと思います。

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