元祖 丁子屋

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元祖 丁子屋
評価:6.5点
コスパ:B
価格:2,000円程度
住所:静岡県静岡市駿河区丸子7丁目10-10

静岡が実家なのですが、当然何度も帰っていると行くところがなくなり、そういえば随分丸子(まりこ)に行ってないなーということで、行ってみる。丸子は昔、鞠子と呼ばれていたらしく、東海道の宿場町でもありましたが、一番小さな規模だったようです。従って名物のとろろ汁以外は特に観光らしきところもなく、なんとも寂しい感じ。

その中で一番有名とされる丁子屋に行ってきましたが、10数年前に行ったことあったと思います。外観は茅葺であることもあり、中々風情があります。まったく覚えていませんが、とりあえず有名なところに行ってみるかということで。11時開店ですが、既に人が溢れておりました。一巡目で入れたので他の店に入らずに済んだといったところ。

メニューは色々ですが、とろろ汁を基本にして、いろいろオプション的なものをつけると値段が上がっていく感じ。とりあえず一番安い丸子を注文し、サイドメニューとして揚げとろをオーダー。

1540円の定食は実にシンプルでちょっと高いんじゃないか?と思いつつ、麦ご飯にとろろが割とたくさん入っています。ご飯はおかわり自由だそうですが、お櫃に入ってる量で食いきれません(2人分)。

白みそで味をつけており、最初はそのままご飯にぶっかけて食べてみましたが、とりあえず食べた瞬間に、これ自然薯じゃないだろと思う。別に不味くはないですが、至って普通。すぐに飽きるのでネギかけたり、少し醤油入れたりして腹いっぱいになるまでとろろご飯を食べる感じ。

揚げとろが登場。こちらは外がカリっと中はとろっと山芋が出てくる感じです。こちらは非常においしく、こちらは自然薯なこともあり、いい感じです。このクオリティでとろろ汁も出してほしい。

お腹は一杯になるので、その満足感はありつつも、完全に観光客仕様になっているような印象はぬぐえず、丸子にはいくつかとろろ汁屋がありますが、もっとおいしいところがあるでしょう。

きっと味にこだわってやっているところもあるでしょうから、圧倒的に人気の丁子屋に思うところもあるのではなかろうか(笑)

丁子屋のスゴイところは、館内に小さな資料館があり、東海道や丸子が描かれた絵や東海道がなんとなく学べます。歴史を感じることができますし、中々面白い。

おまけですが、この近くに匠宿という静岡の伝統工芸がわかる結構綺麗な施設があります。こちらも10年ぶりくらいに行きましたが、結構綺麗で施設も充実。

駿河竹千筋細工が有名だったりしますが、体験で作れたりします。30分くらいでつくれますが、小学生以来久々につくる。中々楽しかったです。

この施設の裏手によもぎのきんつばが楽しめるときやというところがあり、小さなイートインスペースがあったのでそこで休憩。よもぎの味はしっかりして中々でした。少し餡が甘かったかも。

ということで、ほぼ何もない丸子ですが、静岡の街中から車で15分~20分程度なので少し足を伸ばしてとろろを食べにいくのもいいかと思います。次回は違う店に行こう。

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