花の香 桜花 純米大吟醸

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花の香 桜花 純米大吟醸
評価:7点
コスパ:A
価格:1,496円(720ml)
購入場所:ネット

花の香は熊本へいったときにたまたま飲んだ熊本の日本酒ですが、何本か買い今回は純米大吟醸を試しました。といっても1500円で買えるので、普通の純米吟醸並かもっと安いくらいで買えます。この辺りの値決めというのはブランド力もあるんでしょうか。確かに新潟や石川、または東北のお酒のほうが恐らく関東圏の人々にとっては有名であろうとは思います。

飲んでみると、おやおや、なかなか粘度というか、トロリとした感じで味も濃い。上品な甘さを感じるものの粘度のせいもあってか穏やかに流し込まれます。悪く言えばキレがないというより、酸をほとんど感じないので、流れていく感じ。スムースといえばそうですが、やはりトロリとした感じはあります。

よくまとまっているお酒ですが、少し前に飲んだ菊花という生酒とはずいぶん印象が違い、菊花のほうは酸もありキレもよかったのに対し、こちらはもっと穏やか。全体的な系統は似ていますが、酵母や米の違いもあるかもしれません。

酵母は熊本の9号と1801酵母らしく、山田錦を50%まで削っているらしい。1801酵母を良く知りませんが、9号酵母は割と6号と似ている印象もあり、フルーティな味わいなものが多い気がします。シャープさよりも優しさみたいなものを感じるお酒なので、酸を割と重要視する私はベストマッチではなく、飲みやすいね、安いし~、といったところ。

ただ、甘ったるいという甘さではないので、クオリティとしてはいいと思いますし、こういう飲み口のお酒は、日本酒があまり好きではない人にもオススメできると思います。個人的に、花の香は今のところ熊本の中ではベストな酒造であり、モダンさもあり、コスパもいいので、マーケティングうまくやれば結構売れるんじゃないかなーなんて思ったり。あんまり置いてるところみないので、是非こういうお酒は広まってほしいと思います。

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