アリアニコ ポッジョ レ ヴォルピ 2018

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アリアニコ ポッジョ レ ヴォルピ 2018
評価:7点
コスパ:A
価格:1,188円(税込)
生産:イタリア プーリア
品種:アリアニコ100%
購入場所:ネット

アリアニコは好きなブドウの一つですが、果実味や野生っぽさ、タンニンもあり、低価格帯のものでもそのおいしさを十分に味わえるものが結構あるように思います。このシリーズは、割とプリミティーヴォが売れているように思いますが、アリアニコもデイリーワインとして最適なので紹介となりました。

ラベルの色によってブドウの種類が違うのだと思いますが、プリミティーヴォは青い花で同じデザインです。1200円程度で買えますが、一発でアリアニコとわかる感じの味わい。ベリー系の果実味、少し粗いというか野生感、そしてバニラを非常によく感じます。タンニンもほどほどにありますが、時間が経つにつれてまろやかになり、さらに甘みが引き立つ感じ。

ミディアム+~フルボディで、中々パワフルなワインなので、ビーフシチューなど肉全般にあると思います。味わいの複雑さはそこまでありませんが、この価格帯では仕方ないところ。アリアニコは好き嫌いわかれると思いますが、好きな人は、この価格で飲めるならいいよね、って思うのではなかろうかと。

ファルネーゼ家がつくるピポリというワインがあり、それも1500円ほどでアリアニコですが、価格からしても、こちらのほうがいいかもしれません。ただ、そのピポリの上位版みたいなものが3000円ちょっとでありますが、それと比べると流石にだいぶ見劣ります。

3000円台のイタリアワインでしか感じられない、重厚さや、濃厚さ、そして複雑さというものはあると思っていて、それはアリアニコでも変わりません。そのあたりは、恐らく熟成年数や、ステンレスタンクだけでなく樽を使っているとか、そういう辺りから違い、それが深みとしてあらわれるような気がします。

いずれにしても、この飲みやすい1200円程度のボトルは非常に重宝でき、気軽に開けられるうえに、イタリアらしい明るさ、アリアニコらしい味わいを十分に感じることができるので、非常にコスパがよくオススメできます。同時にもっと甘さを求めるならプリミティーヴォもあるので、そちらを買うのもありでしょうし、割とスーパーやコンビニでも見かけます。いい時代になりました(アリアニコは見当たらないですが)。

旨安ワインでオススメできるので、見つけたら是非一度お試しくださーい。ちょっとよくわかってませんが、リンク先のものはラベルが少し違いますが、同じもののような気がします。。

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