ミルトンダフ15年 バランタイン
評価：6.5点
コスパ：C
価格：5,000円程度
購入場所：ヤフオク
バランタインの現行品は30年を除いて、ほとんど興味がなく、時々飲んでみても17年とかでもあまりいい印象がありません。近年バランタインのキーモルトとして使われているモルトが、シングルモルトとして出ており、ヤフオクで安かったので数か月前に買って放置しておりました。グレンバーギーが一番好きですが、それぞれに特徴があり、今回はミルトンダフを。
香りは、何かどこかで記憶されている香りに似てますが、思い出せず。スペイサイドっぽい香りってざっくりしすぎでしょうか（笑）。花の香りはするし少し香水っぽいというか、スペイサイドではないけど、グレンモーレンジの現行品ぽい感じ？覚えてないし、飲み比べようにも今持ってない。少し土っぽい感じ、アルコール感は少なく、フルーティさもあります。
飲んでみると、香りの想像とは異なり、何だろう。割と頑固っぽさを感じる。甘さが控えめであり、苦味を結構最初から感じます。ボディは厚くなく、その分深みもないような。グレンバーギーとは対照的に男性っぽいウイスキーというか。フルーティさは少しあり、モルティでもありますが、とてもビターな感じ。飲みやすくて初心者にもオススメって書いてる人多いですが、初心者には薦めません。
加水すると香りは華やかになり、苦味もそれほど目立たなくなり飲みやすくなりますが、特徴も薄れて普通のウイスキーって感じに。なぜか加水したほうがフィニッシュがスパイシーに。オススメはストレートか、少量の加水。全体的にまずくはないすし、スペイサイドっぽいって意味で言えば飲みやすいのだと思います。加水したら日本のウイスキーって答えるかもしれん。。。
男性的なところ、ある意味力強いところなどは、確かにバランタインの苦味の部分を支えているのかな？というのは何となくバイアスかかってますが、理解できる。シングルモルトとして飲むと、あんまり面白さがないウイスキーではありますが、一応オススメする理由は、なるほど～と思えることがあるところでしょうか。バランタイン好きなら是非にという感じです。
価格的には6500円とやや高いような気がしますし、6500円なら圧倒的にクライヌリッシュなどオススメできるウイスキーは結構あるような。オークションなどで安く買えるならいいかもしれません。
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