ニッカ セッション

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ニッカ セッション
評価:6.5点
コスパ:B
価格:3,300円程度
購入場所:近所のスーパー

ニッカセッションはブレンデッドモルトウイスキーなので、グレーンが入っておりません。最近シングルモルトではなく、ピュアモルト的なものを買っては飲んでいます。金ないので・・・(笑)

国産ウイスキーといえばそうですが、ジャパニーズウイスキーとは名乗れないこのウイスキーはベンネヴィスが混ざってるから。法的な詳しい話は忘れましたが、確かジャパニーズウイスキーって厳格な基準になったんでしたっけ・・・。

余市やらに比べて随分手に入りやすいですが、4000円を超えて売られていたりして、どーもそそられませんでしたが、近所のスーパーで3300円ほどで売られていたので、まぁ飲んでみるかという気に。

香りは、よく言われているようにケミカルっぽい中に、オレンジ、柑橘系のフルーティさ、少しウッディなところもあり、アルコール感もあります。私は少し黒糖っぽさも感じました。その辺り少し日本ぽいというか。あとはバニラっぽさもあり。

味は香りからの意外性はなく、イメージ通り。しかし若い。バランスいいと言えばいいんですが、気軽さはあるものの、わざとらしさも感じがします。ケミカルっぽさもそう思わせる一因かもしれません。ボディはやはり厚くなく、奥深さもそれほどない。ビターさは結構あり、後味が少しケミカル感が残りしつこい。ピートはいい塩梅。

確かにモルトの香ばしさや、バニラ感もあり、ピートも少し効いてる感じで飲みやすいのですが、面白くないといえば面白くない。1本開けといて、何も考えずに、まぁセッションでいいか、的な選び方になり、セッションが飲みたい~~~って気分にはならないです。たぶんそういうの狙ったんだと思いますが、ウイスキーって結局こだわる人多いから、どうなんでしょうかね。

ただ、考えてみれば何となくバーに行っても、確かに超こだわってる方もいますが、多くの人は、山崎で~、とか余市で~、とかNVだろうが12年だろうがとりあえず、山崎で~って人が多いのも事実。そう考えると薦めやすいでしょうし、コスパも悪くないので、ありなのかもしれません。

唯一個性をあげるとすれば、たぶんベンネヴィスの割合が多く、海外っぽいんだけど、何かやっぱり日本のウイスキー的なものを感じられるところではなかろうかと思います。あんまりいいこと書いてないような感じですが、完成度は高いといえば高く、価格を考えたらよく仕上げられたほどほどなウイスキーなので、オススメできる部類には入ります。

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