ホワイトホース 12年 現行品(2021)

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ホワイトホース 12年 現行品(2021)
評価:6点
コスパ:A
購入場所:近所のスーパー
価格:2,000円くらい

ホワイトホースと言えば、70年代のラガブーリンがかなり効いている時代が好きですが、最近ではだいぶ価格も高くなり、それならそれなりの値段で買える現行品で好きなシングルモルトを・・・とか思ったりもします。ホワイトホース12年は日本専用らしく、意外と見ないですが、スーパーでたまたま売っていたこともあり、安かったので試してみることにしました。結論としてはコスパはいいって感じです。

そもそも2000円前後のウイスキーはあまり飲みませんが、先日ジャックダニエルの現行品飲んだときは最悪でした。結構前にバランタイン12年の現行品をどこかの空港のラウンジにおいてあったので飲みましたが、それはまぁ、2000円ならといった感じ。今回のホワイトホース12年も空港のラウンジにおいてあったら、まぁいいか、飲もう~となるくらいの感じかと思います(笑)

香りは少しアルコール感があり、ゴムっぽさもある。色の割には若さを感じる香りで、一応ピートっぽさや薬草っぽさは少し感じます。ただ、良くも悪くも個性はあまりないなというところ、日本ぽいウイスキーに感じてしまう。

味は、若さは感じるし、アルコールも結構ダイレクトに感じるものの、味わいが薄いわけではなく、ボディもそこまで薄くない。ナッツを最初に感じ、少しフルーティさもあります。その後に少しのピート感がある感じで、後味もあまり残らない。思ったよりいいじゃないか、というのが正直な感想。

目を閉じてじっくり味わう、みたいな感じではないものの、一定のクオリティを保っており、ストレートでもロックでもいける感じ。2000円前後でこのクオリティなら満足するべきでしょうといったところ。

こういうのって、もし自分がバーをやるなら一本置いといてもいいかもなぁって思える感じです。とっても安く出すみたいな(笑) 説明にまろやかな味わいとか書いてあるのが、全然ホワイトホースらしくないわけですが、まぁ時代も随分変わってウイスキーも変わらないと生き残れないってことなのかなと。

ローガンの80年代のものと何度が日を変えて比べたりしてますが、80年代でも明らかにラガブーリンの比率は違うだろうなと思える感じ。多くの人に受け入れられるためには、私個人が好きなアイラっぽさだったり、薬品ぽさ、スモーキーさが強いのはダメなんだろうなという感じ。単純にコスト面もあるのかもしれませんが・・・。グレーンの比率とか結構違いそうな感じはします。

これらは好みである一方、何故か特級時代のほうが深みやコクみたいなものがある場合が多い気がします。ホワイトホースの70年代はもっとスモーキーでいて華やかさがある感じ。現代っぽいバランスというか、そういうものを感じる現行品にないものがあります。

現行ホワイトホース12年の位置づけとしては2000円ならいい感じで気軽に飲めるちゃんとしたウイスキーといったところです。がぶがぶ飲む人にはとてもオススメなウイスキーと言えるでしょう。

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