三惚 天ぷら
評価：6点
コスパ：B
価格：1,500円程度
住所：神奈川県川崎市川崎区小川町16-12
天ぷらは好物の一つですが、おいしいところは高くて頻繁に行けないので、安くてそれなりにうまい福岡のひらおのようなところないかなーなんて思いつつ、天丼でもいいからということで川崎にある三惚に行ってみる。
平日の13時過ぎに行きましたが、結構混んでおりました。店内は昭和館満点であり、働いているのもそれっぽいおっさんとおばさんみたいな。
定食もありましたが、天丼でいいやということで、上天丼（1600円）を頼む。
割と豪華な先付みたいなものが出てきましたが、別にうまくもないのでなくていいから100円安くしてほしい。玉ねぎの漬物的なのはおもしろい味はありました。
この頃、客が満席になり、後からきた常連っぽい人が、まだ間に合うー？と声をかけ、店員が、あ～～～今丁度4人入っちゃったから、一杯です～。みたいなやりとりが。まるでその4人が悪いように聞こえ、私がその4人だったら、ちょっと居心地悪くなり気分を害すだろうなと思う。この辺りも昭和というか街の天ぷら屋っぽい。
程なくして天丼着弾。割と豪華な感じはします。食べてみると、すげーーーーー普通。適当なチェーン店よりはうまいですが、揚げ方もつゆも昭和からある街の天ぷら屋って感じです。ネタ自体も非常に普通で食べ応えは結構あるみたいな。
一番うまかったのはトウモロコシの天ぷらで、季節を感じると共に、甘みがしっかりあり素敵な味でした。こういうのもっと増やしてほしい。ってかなんなら、トウモロコシ天丼でいいよくらいにこの日はトウモロコシが際立っておりました。
それほどこだわりがある感じでもなく、長い時間をかけて街に馴染み、客もわざわざくるというよりは、近所で働いていたりする知り合いみたいな。そんな昭和感というか、集合体を感じるところでした。
チェーン店の味が好きではなくクラシックな天ぷら屋が好きな人には合うのではないかなと思うと同時に、食べ終わったら割と胸やけ気味になったのでした。
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