グラハム ベック ブリュット ゼロ 2012

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グラハム ベック ブリュット ゼロ 2012
評価:7.5点
コスパ:B
生産:南アフリカ ブレーダーリヴァーヴァレー
品種:シャルドネ80%、ピノ ノワール20%
価格:3,402円(税込)

南アフリカのシャンパンと称されるグラハムベックですが、何種類かは試していますが、安いものほどそれほどシャンパンぽくはなく独自のおいしさやドライさがあります。今回は少し高く、そして2012年のグラハムベックがあったので買ってみました。

色はロゼでは勿論ないですが、結構ピンクがかってるように感じました。泡立ちは中々細かく、そして勢いもある。ノーマルなグラハムベックのほうが泡のでかたは激しいような。このあたりは少し年数も経っているので落ち着いているのでしょうか。といってもかなり出ますが・・・。

飲んでみると、おや、とっても発酵している感じで、シャンパンぽい。ノーマルのグラハムベックとは明らかに違います。とはいっても味わいがかなりドライな上に、酸味の感じがシャンパンとは違うとは思いますが、ブラインドで飲んだら南アフリカのスパークリングとは答えないかも・・・。

香りやベーシックな味わいは確かにシャンパンぽく、シャンパンよりも酸や柑橘系の甘み、ドライさがそれぞれ際立っている感じなので、それが融合しているというより、それぞれ尖ってておいしい、みたいなイメージです。かといってバランスが悪いわけでもなく、少し酸味が私には強かったですが、十分おいしい。下手なシャンパンよりはこちらを飲んだほうがいいと思います。

ただ、個人的には価格的なところと味わいから、2000円程度で買えるノーマルなグラハムベック、そして2300円くらいで買えるブランドブランのほうがオススメでしょうか。シャンパン感とか熟成感みたいなものはノーマル<ブランドブラン<ゼロの順番です。値段が高くなるにつれてといったところ。

なので、このゼロの位置づけは、安いフランチャコルタやフェラーリなどスプマンテ、安いシャンパンなどが競合になり、あとは好みの問題だと思います。ドライが好きならグラハムベックゼロがいいかと。私はとりあえずもっとシンプルな味で、ほどほどに濃く、ドライなものを飲みたいときはノーマルのグラハムベックをよく飲みます。値段的にも。

グラハムベックゼロは3400円ほどしますが、コスパとしてはまずまずであり、一度試して好みを再確認や発見するには良い一本かもしれませんし、味のベンチマークにもなると思います。是非一度お試しください。

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