ルチェンテ ルーチェ デッラ ヴィーテ 2017

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ルチェンテ ルーチェ デッラ ヴィーテ 2017
評価:7点
コスパ:C
価格:3,600円くらい(税込)
生産:イタリア トスカーナ
品種:メルロー75%、 サンジョベーゼ25%
購入場所:ネット

ルチェンテはルーチェのセカンドともいえるワイン。ルーチェと同じ畑で収穫されたメルローとサンジョベーゼを使っているらしい。ルーチェの3分の1ほどの価格なので、2軍のブドウなのだろうか。実は先日勢いでルーチェを開けてしまい、結構酔ってたので、うまかったな~~~って印象しかなく、ほとんど覚えていないという失態を。もう一度ルーチェを買う資金が今のところないので、セカンドなら片鱗はわかるだろうということで購入。

香りはラズベリー、ブラックペッパー、カシス、やや土っぽい。とりあえず飲んでみると、フルボディに近い印象、ラズベリーはそのまま、シナモンも感じますが、ガチガチに硬く、タンニンの渋みが凄い。

ということでデキャンタをする。それでも硬かったですが、少し時間が経つと甘みを感じるようになり、ミントっぽさもしっかり感じられる。ミントだけではなく、他のハーブっぽさも感じる。なんかイタリアワイン~って感じなくもないが、ボルドーっぽさも感じました。結構複雑な味わいで中々スパイシー。うまいはうまいし、1000円台では求められない複雑さと味ではあると思います。

しかし酔っていたとはいえ、飲みやすさも含めてルーチェとの違いが大きすぎて、なんでだろうと思ってたんですが、メルローの比率がルーチェは50%に対して、こちらのルチェンテは75%らしく、だからボルドーっぽいのかなとか思ったり。ただ、フランスワインのように陰っぽくないので、やっぱりイタリアワインか。ってイタリアワインなんですけど。この辺りってエキスパートの方々は楽々わかるんだろーなーとか思ったり。

もうちょっと置いても良かったかもしれませんが、置いて凄く良くなるのかなーという疑問もないことはない感じ。いずれにしてもデキャンタして良くなったものの、タンニンはそこまで滑らかではなく、結構渋さは最後までありました。バランスは時間が経つにつれて良くはなりましたが。

結構楽しめて、甘辛い煮込み料理や肉とも合いそうですが、3500円ということ、そしてその値段でイタリアワインっていうと結構選択肢があるので、わざわざ選ばないかもしれません。ルーチェとは別物だと(何度も言いますが酔っていたので大して覚えていませんが)思いました。来年中にはもう一度ルーチェを買って飲んでみようと思います!

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