焼きあご塩らー麺 たかはし アトレ川崎店
評価：7点
コスパ：B
神奈川県川崎市川崎区駅前本町26-1 アトレ川崎 B1F
予算目安：1,000円くらい
父親の影響で、またその当時はそうだったかもしれませんが、店頭にフェイクのサンプル品が飾られ、食券買って渡す店はうまい店がないみたいな偏見を持って育ちました。今考えてみると、また現代ではまったくそれは当てはまらないわけですし、一種の宣伝であったり、オペレーションの効率化を考えてのことなので、味とは関係ないわけですが、なんか思い出した。
最近店舗をたぶん拡大しているあご焼ラーメンたかはしですが、川崎のアトレには凄く地味な場所にラーメン屋が数店あるラーメンシンフォニーだったか、割とダサい名前のところがあります。そこで一番並んでる店がここでした。川崎は良く買い物に行くのでランチを食べるところがなくなり（正確には食べたいところ）、もっぱら回転ずしのグルメ亭や、適当なときは丸亀製麺に行ったりしとります。駅近だとあんまりない印象。
いろいろこだわってるっぽい感じで、文字多すぎて読む気はしませんが、こだわってる主張は伝わります。味玉入り焼あごラーメンをオーダー。味玉の利益率はきっと驚愕にいいだろうと思いつつ、つい。
出汁に自信があるらしく、最初に出汁だけ提供される。これも中々いいマーケティングな気がします。出汁自体はまずまずで、結構昆布の主張が強く、あご焼感は勿論ある感じ。ということは化学調味料使ってないということか！ということで期待します。というかお腹に優しそう。
少ししてラーメンが着弾。茶色いスープですが塩ラーメンです。中々濃厚でありながら、出汁感がちゃんと感じられて、人気の理由が少しわかる。
麺はちぢれっぽい感じで手作りではないと思いますが、それっぽい風貌。割としっかりした麺であり、スープとの絡みも良い。メンマも厚めでおいしく、なるほど、とさらに人気の理由がわかる。塩ラーメンといってもやはりコクがないとウケないのかもしれません。個人的には人気店の阿夫利よりこちらのほうがうまい。
この店は所謂チャーシューではなく、低温調理したっぽい感じの薄切りの肉が入っていて、下手なチャーシューよりよく、潔い気はします。味玉は普通ですが出汁（スープ）に助けられる。
お腹が空いていればご飯を頼み、だし茶漬けっぽくできるようで、この日はトライしませんでしたが、あられなどもテーブルに備え付けられており、確かにいいかもしれないと思いました。割と女性客も多し。
ベタ褒めしてる感じですが、私そんなにあご焼が好きではないので、そんな私でも中々うまく食べられたって感じです。そもそもあご焼が好きな人にはかなりお気に入りのラーメンであることは恐らく間違いない。
並んで食べるほどか？といえばそうでもないですが、川崎でランチの選択肢が増えた日でした。そもそもラーメン自体並んでまで食べたいとは思わないのですが。。。恵比寿の綾川はちょっと並んでも食べたい感じです。
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