アードベッグ TEN (10年) (2021時点現行品)

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アードベッグ TEN (10年) (2021時点現行品)
評価:7点
コスパ:A
価格:4,880円(税込)
購入場所:ネット

アードベッグは1980年代に生産を休止していたことがあるものの、200年以上の歴史があり、アイラ島の南に位置します。という話は他のブログ見て頂き、もっと詳しい方が丁寧に書かれているので、私はもっぱら素人なりの感想を。しかし、こういう強烈な個性のあるウイスキーを飲んだことない人が、いきなり飲んで、うまぁぁぁいと思う人はレアかもしれません。

ピートの効き具合はラガヴーリンよりあるようですし、確かにラガヴーリンとかより、ストレートに強烈といった感じ。ある意味わかりやすい。香りからして何よりピート感を感じ、モルトの甘さもしっかり感じられます。煙ったく、ホコリっぽりという感じ。ちなみにスモーキーな感じって英語では、結構年配の人が決まってるね~!とか思ったときにスモーキーって言ったりしたような。いずれにしても何か初めて飲むウイスキーがこれだったら、ウイスキー好きにならんかったかも(笑)

味はと言うと、ピートが強烈に効き最後にそれに連動する苦味は残ります。結構ドライでピリっとくる感じもある。アルコール度が46度あるのでそれも影響していると思いますが、熟成年数がそれほどでもないので、ボディが厚いとは思いません。しかしながらこのピート感が、満足感を与えてくれます。香りよりも飲んだほうが甘みや、ちょっとカカオやコーヒーのニュアンスも発見できます。ほんの少しオレンジっぽい柑橘系も。まぁでも全然知らん人が飲んだら、何この煙ったい薬っぽい味は!となるでしょう。。フィニッシュが長く、そして口の中がいつまでもモクモクします。

ロックよりもストレートがオススメで、数滴水を入れると少しピート感が薄れ、苦味はそのままに、甘さはより感じることはできます。ロックはボディが厚くはないのでそれほどオススメできず。ただこの個性はハイボールには恐らく合うでしょう(試してないけど)。

アイラな感じ、スモーキーな感じ、ピートってどんなんだね?みたいなものを体験するには最高の一本であり、超熟のものを飲んでみたいと思えます。ボウモアなどもそうですが(現行品はわからんですが)、25年とかになると、驚くほど落ち着き、このピート感がマイルドになりつつ、でもピーティみたいな感じだったので、いつかアードベッグも超熟物を飲んでみたいです。

確実に好き嫌いがハッキリわかれ、ハマる人はハマるウイスキー。そして何よりこれが5000円を切るコスパなのは非常に嬉しいので、維持してほしいと思います。ちなみに現行のタリスカー10年や、ボウモア12年よりはやや高いですが、断然こちらがオススメ。

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