余市 NA 現行品(2020)

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余市 NA 現行品(2020)
評価:6.5点
コスパ:C
価格:5,000円くらい(700ml)
購入場所:近所のスーパー

いつかは行ってみたい北海道の蒸留所ですが、たまたま近所のスーパーに売っていたので買ってみました。最近なぜか国産ウイスキーを試す機会が増えたのは、ヤフオク疲れもあり、また国産ウイスキーをこれまであまり飲んでこなかったので、無理なく手に入る範囲で飲んでみようかと。個人的にはNVしか気軽に手に入らない上に、カルト的な高さになっているというイメージの国産ウイスキー。

受け売りはしないので、とにかく試すしかないわけですが、結論からいえば、まずくはない。うまいか?っていえば、まぁうまい、でもいろいろ言いたいことはあるって感想です。

香りは麦芽を全面に感じますが、アルコール感があり、少し刺激的。少しフルーティさもあり、ピートっぽさもありますが、特に全面に出てくる感じではない。山崎NVよりはなんていうかスナック菓子っぽさはなく、香りからしても若さを感じます。

味は、やはり若さは目立ちアルコール感はある。リンゴっぽいフルーティさがあり、ピートも感じることはできますが、そこまで個性的ではなく、まとまった印象がありました。もっと熟成されたらバニラやいろんなフレーバーやアロマを感じることが出来るし、リッチな味わいになるだろうに、、勿体ないんじゃないかと思う感じ。オーク感も若干あります。結局この手のNVってバランス型に仕上げているのではなかろうか・・・。日本らしいといえば日本らしいのが個性なのでしょうか。良くも悪くも大して特徴がない。

それでも記事にするのは、恐らくこういうウイスキーを我々は飲み慣れているだろうし、ああ、これが一定のクオリティのウイスキーだよね、って思うところが(思う人が)多いだろうから。ピートのきかせ方なんてとっても日本らしい。

ロックにすると香りはよりフルーティに感じ、甘さそうな感じが際立ちます。アルコール感は弱まり、ややスナック菓子感(変な表現ですが)が少し出てきます。ピーティさは引き続き残りますが、元々強くはないというか、個性的ではないので、飲みやすさは変わらず。自分が子供のころウイスキーなど知らないときに、親戚のじーちゃんが飲んでいそうな感じ(笑)まーでもサントリーとのすみ分けは出来ているような、コンセプトも違うだろうなぁというのは想像できます。言ってみればみれば余市のほうが玄人好みなんじゃないかなと。

結構ストレートとロックでは感じが変わりますが、どちらがオススメかといえば、どっちでもいいんじゃない?って感じ。。。ロックのほうが熟成感のなさが際立たなくはなると思います。

ジャパニーズウイスキーが好きな人には、ありだと思いますし、別にまずくはないし、飲むときの気分を選らばないのはいいところだと思いますが、5000円なら違うウイスキー買うと思うので、適正なコスパは3000~3500円という評価。

大手のNVなら白州が一番いいような気がします。まぁでも飲んでみないことにはわからなかったので、ゆっくり開けていきたいと思います。

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