ニッカ 伊達
評価:7.5点
コスパ:B
価格:3,850円
購入場所:東北展的な催事
まったく狙ったわけでもなく、たまたま街中歩いていたら東北展的なものをやっており、どれどれと見てみると、一応宮城県限定とされる(ネットで買えるけど)伊達が売っておりました。どれどれとネット見てみると非常に微妙なプレミアがついていたので、まぁこういう機会でもないと買わないだろうから買ってみようということで、定価購入。
デザインが粋なのはDATEのAが伊達政宗の兜のデザイン。歴史好きにはたまらんでしょう。確かに政宗がいたからこそ、今の仙台があるといっても過言ではありません。
ニッカのカフェグレーンとカフェモルトをブレンド(海外原酒のベンネフィスも入ってるらしい)してあるこのウイスキーですが、結構色濃いんだなーなんて思いながら試してみます。
香りはオレンジっぽい柑橘感、ウッディさが全面にあり、モルト割合が多そうな感じはします。ビターなチョコレートもあり、何か正統派というか、政宗に、ほれ飲んでみい、と言われているような感じ(笑)
味は、おー割と思ったよりも熟成感があり、バランス型。ピートはある程度感じますがそれほどでもなく、ビターな味わい。柑橘っぽさは最初だけ感じます。バニラ感も少し。カカオ70%以上のチョコレートに合いそう。
しかし、この酸味といえばいいのか、そういう系のものを感じるのはカフェ式由来なんですかねー。あんまり飲んだことないからわからんですが。まーなんだかんだ日本ぽいウイスキーでもあり、気分を選ばないので結構好きです。
説明にもありますが、余韻は確かにビターである程度長いですが、このウイスキーはしつこさがないので、日本酒でいうところのキレみたいなものがいい。味わいのバランスはグレーンがうまくまとめているのでしょうかねー。
ニッカで開いてるのがセッションしかなかったので、一応飲み比べてみました。熟成感やバランス、味わいの深さ、どれも伊達のほうが好みでした。セッションはグレーン入ってないピュアモルトなので、そりゃ違うでしょうけど、飲み比べると、セッションのほうがピリピリする感じやケミカルっぽさを強く感じ、ベンネフィスが目立つ感じなんですかね。熟成感も伊達のほうがあり、好みではありますが、伊達に軍配。一応限定っていうのも気分がいい(笑)
一本ストックしておけば結構万能なウイスキーな伊達。価格は定価ならありかなっていう感じです。どこかでまた定価で見つけたら買おうと思います~。
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