ポールクルーバー ヴィレッジ ピノ ノワール 2019

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ポールクルーバー ヴィレッジ ピノ ノワール 2019
評価:7点
コスパ:A
生産:南アフリカ エルギン
品種:ピノ ノワール100%
価格:2,156円(税込)

コスパがいいとの評判なポールクルーバーで、シャルドネの印象も中々だったので赤を買ってみました。良くも悪くも南アフリカらしい感じだったなーと思います。

香りはこの価格帯にしては複雑で、プラムを感じる果実感、南アフリカらしいと思いますが、樽熟成による少しのスモーキーさと、木の感じ。チョコレートっぽさもわずにあるかもしれません。ブルゴーニュっぽさはあるような。

味ですが、果実味は複数のチェリーを感じられ、割とミネラル感はある。タンニンはスムースですが、少し酸っぱみみたいなものを感じ、全体としてはトゲトゲしくはないものの、バランスは少し気になります。

香りから想像されるような複雑さはあまり感じなく、割とストレートな味わい。この価格帯で見つけるのは難しいと思いますが、3000円超えるくらいのブルゴーニュなら、もう少しクオリティの高いものはあるような。もしくは同価格帯のブルゴーニュなら、ルイジャドのピノノワールとかでしょうか。ルイジャドよりは複雑さやいくつかのアロマはあるのでいいとは思います。ただ、深みという点では、似たようなものかなと。ただの印象なので、並べて飲んだらこちらのほうが圧倒的にうまいとかはありそうですが(笑)

結構若さを感じたので、もう少し寝かせれば良くなるような気もします。特に酸が少し粗い感じなので、1.2年経てば落ち着いて、違う味わいになるのかも。

南アフリカワインは、安くても樽熟成させているものが結構あり、その良さは非常にあるのですが、なんだろう、このワインもコスパは良く、おいしいのですが、深みみたいなものを感じることが少なく、少し表面的だなーなんて思ってしまいます。普段安いワインはイタリアとかチリといったハッキリしたもの飲んでるからそう感じるのかもしれません。そうなると別に深みとかじゃなく、ただ濃い薄いとかになりそうですが(笑)

気軽に飲む一本としては非常にクオリティが高く、手を出しやすい価格なので、時々買って飲むのに適したワインだと思いました。シャルドネのほうがオススメかなー。そーいえば、南アフリカワインって赤より白のほうがポテンシャルあることが多いように思います。

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