ポール クルーバー ヴィレッジ シャルドネ 2020
評価：7.5点
コスパ：A
生産：南アフリカ エルギン
品種：シャルドネ100%
価格：2,420円(税込)
結構メジャーなのかわかりませんが、ポールクルーバーのワインはあちこちで評価が高く、どれどれ、ということで購入。安いのにスゴイ！みたいな感じですが、2400円とかって、まーデイリーワインとしてはちょっと高いような。結構この価格帯のニューワールドって、コノスル20バレルのように、コスパが高いものが多かったりするのかなーと。
香りは南アフリカらしく、レモンのような酸っぱみのある感じ、樽感はそれほど感じませんが、樽熟成させたのはわかります。奥のほうに蜂蜜っぽさもあり。
味は想像や期待を超えるほどではないものの、いいシャルドネという感じで、樽感は香りよりもあるが、それでいて結構スッキリ、キレがいい感じ。レモンの柑橘と酸味、少し蜂蜜の甘みと、割と良いシャルドネの要素を感じ、おいしい。酸も結構感じますが、個人的には嫌いじゃない。確かに2500円程度で飲めるワインとしてはコスパはいいと思いました。
南アフリカ全般に言えることですが、深みという点では少し厳しいものがあり、一定のリッチさやエレガントさはあるものの、どのワインももう一歩というところ。そりゃ～値段考えたらそうだろって言われればそれまでなんで、贅沢は言えないわけですが。まとまりや一体感という意味でも、少し粗さはあるようには思います。
しかしながら、じゃーこの値段でもっといいものあるんかい？みたいに言われると中々なく、コノスルの20バレルは思い浮かびますが、毛色が少し違います。20バレルのほうがまとまってるというか、大人しいというか。個々の好みかな～。
いずれにしても2500円で買えるシャルドネとしては樽感もあるいいワインなので、コスパとしてはかなりオススメできます。
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