ムーチョ マス ティント フェリックス ソリス アヴァンティス
評価：6.5点
コスパ：A
生産地：スペイン・カスティーリャ ラ マンチャ・バルデペーニャス
品種：テンプラニーリョ、シラー
価格：924円(税込)
今年はそれほど高いワインを買わず（買えず）に、出費を抑えたいところですが、美味しいワインは飲みたいというもの。まとめて何本か買うときに、オススメとして出ていたので、値段を見てつい買ってしまう。安いところでは800円台で帰るという、大丈夫か？と思う安さ。この価格帯でまぁ飲めるワインといったらコノスルくらいしか思い浮かびません。テンプラニーリョとシラーのようですが、NVであり、何年かもわからない怪しさ満点。
シラーも入ってるということなので、色は濃く、香りもそれほど違和感ありませんが、よくあるデイリーワインな感じで、香りを楽しむレベルではないですが、果実味を期待する香り。若干バニラっぽいところもなくはないですが、インパクトは薄い。しかしおいしくなくはなさそう。
飲んでみると、意外とうまい（笑）。それなりの濃さはあり、深みや複雑さはないものの、ベリー系の果実味はしっかりあり、少しカカオ風味。タンニンも滑らかで開けてすぐ飲める感じです。時間経ってもそれほど良くはならないので、食事と一緒にガシガシ飲む感じのワイン。全体的にスムースなので、飲み進めるのは容易であり、思ったより早く飲んでしまいました。全体的にシンプルですが、樽熟成少ししてるのか、少しバニラっぽさはありました。オーク樽？いずれにしても難しいワインではなく、何も考えるポンっと開けてグビグビ飲む感じでしょうか。
ワインとしての完成度はそれなりで、確かに面白いワインではありませんが、コスパとしてはかなりの上位。コノスルの代役も務まるでしょうし、コノスルのラインナップにはない味わいは、テンプラニーリョをよく感じるからでしょう。900円前後で買えるのと、スーパー含めて結構幅広く売っているようなので、気軽に買えるでしょうし、デイリーワインとしてオススメの一本です。
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