ワクチンの接種で思うこと

日常
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ワクチンの接種が本格化してきたわけですが、割と件数打てて来てるのではないかと思います。勿論今のところ予約が必要なのですが、予約をせずに会場に来る人は、本当にボケて来てたらまだいいですが、早くうちたいからとか、群がるのを見ると醜いとは思います。コメントを聞いても、今打てている人はかなり早いほうなのにも関わらず、もっと早く打ちたかった、みたいな総合的には自分のことしか考えていないコメントととれることをいう年老いた人達がいるわけです。

自分がその年齢になったときにわかるのかもしれませんが、何かにしがみつく、というのは普通年々少なくなっていくものだと思いますし、生きることに対してもそうなっていくんじゃないかなと思いますが、自分がジジイになったら我先にとならないようにしたいものです。もし生きてて、70歳とか75歳超えたら、おまけの人生と思って生きる余裕を持ちたい。

故郷の静岡県では全国的にみても接種は遅れているようで、現時点で一番接種が進んでいるのが和歌山県。高齢者への接種は5/23時点で17.5%です。対して静岡は4.5%。この差は明らかであり、和歌山が優秀なのがわかります。人口の違いはあれど、少ない地域でも接種している割合が少ない県があるのをみると県知事の能力も含めて準備をしっかりしているからでしょう。

このワクチン接種はいろいろな要素があるように思います。所謂サプライチェーンの部分では、ワクチンの供給量、保管などに対して、自治体がどれだけオーガナイズしているかによります。当然システム的な連携が恐らく日本は弱いので、そこで苦しんでいると思いますが、ある程度短い準備期間の中でボトルネックをちゃんと見つけて対応することが恐らく大事。

このボトルネックとは、システムであったり、ワクチンの供給、保管、接種会場、注射打てる人数の確保、接種するためのルール、手順、周知や認知などあらゆるところにあります。これらをすべて考えてボトルネックを見つけ、なるべく改善するのが基本でしょう。この多岐に渡る要素は個人プレーに走るとうまくいかなく、言い換えれば、会社の中で自分の部門さえちゃんとやってればいい、やっているとか、そういう思考があると、その部門と部門の間にボトルネックが生まれる。典型的な日本の会社という感じ。それらを補うのがシステムであったり、リーダーシップであったりすると思います。

恐らくその辺りを和歌山は今のところうまくやっているのだと思いますし、最終的には自治体が判断しなさいと逃げるようなことを国は言うわけだから、言い換えれば責任と共に権限も自治体が持っているということ。ある意味そちらのほうがいいような気もする。

お昼のニュースレベルでしか知りませんが、システムがダウンしたり電話が繋がらないみたいなことになっているところもあるようですが、日立市は一律65歳以上の募集をするのではなく、75歳以上をはじめに対処するという方針だそう。これは混乱が起こることを予測したうえで、その対応をしたと思うので、一つのボトルネックを潰したことになります。

他に考えられる対策はあるでしょうか。私が長崎県知事なら、ジャパネットに金払うから電話対応お願いするかもしれません。各自治体いろいろ考えてはいるんでしょうけど、接種率の割合を見る限りでは、政治力などはあるかもしれませんが(例えば山口県とか)それ以上に県や自治体の能力が出ているような気がします。

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