七田 純米 Assemblage
評価:7点
コスパ:A
価格:1,210円(720ml)
購入場所:ネット
精米歩合:75%
酒造:天山酒造(株)
七田は佐賀県で最も気に入っているお酒ですが、今回は知らない(たぶん新しい)お酒を発見したので飲んでみました。精米歩合75%とあまり削っていないお酒で良い飲み口なものは、元々七田が得意とするところですが、そのシリーズの新しいものなのか、限定なのかは定かではありません。
ラベルはモダンになりました(笑)。アッセンブラージュとはブランドを意味するそうで、このお酒は雄町、愛山、山田穂をブレンドしてあるようです。火入れは一回だそう。山田穂は確か山田錦の親にあたる品種だったような。
飲んでみると、通常の七田の同じ精米歩合のもの(山田錦のもの)よりもパワフルさに欠け、お酒~~って感じはしませんが、飲みやすい。それでいてしっかり米の旨味があり、味わいもあります。ワインでいうところの複雑さみたいなものとはちょっと違いますが、単一の米では表現できない味なのかもしれません。割と洗練されている感じ。良くも悪くも通常ラインのものとは違います。こちらのほうが米削ってるのではないかと思わせる感じで、純米吟醸のようなイメージ。
ラベルには恐らくコロナの影響により、つくられた感じのことが描いてありますが、コロナだからつくったのか、そもそもアイディアとしてあったのかはわかりません。飲み方としては私は冷やして飲むほうが好きですが、こういうお酒は常温でもいいのだとは思います。
コスパはとてもよく、まぁ純米酒なのでそんなに高くても困るのですが、1210円とかなりお安いので、気軽に買えます。九州の日本酒は全体的に価格が高くないので(鍋島など一部除き)、お気に入りの酒造を見つけるとお得感はあると思います。
飲みやすさもあり、それぞれのお米の特徴である、甘さや旨味が出ていると思うのでオススメできる一品。酸も少しありますが、気になるほどではないので、キレという意味でも悪くない感じ。見つけたら一度試してみてください。リンクは通常ラインの七田の精米歩合75%のもの。品目数が増えていくのはどうかとは思いますが・・・。
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