般若 極 純米大吟醸 生原酒 1800ml
評価:10点
コスパ:B
価格11,000円(税込)
純米大吟醸
大村屋酒造場
記念すべき最初の日本酒は静岡のお酒「般若」です。4合瓶はみたことないので一升瓶だけの販売だとは思います(未確認)。「おんな泣かせ」がこの酒造では有名だと思います。般若はもろみに圧力をかけず木綿の袋に入れて天井から吊るし、自然に滴り落ちる日本酒を集めたものらしいです。毎年限定で100~200本くらいしかつくられないとのこと。かなりレアだといえますが、最初の日本酒の紹介なので特別感を出したい(笑)
パッケージは画像の通り木箱に入っていて高級感はあります。実はこの般若、いろいろあって毎年2本父親があるところから年末に仕入れて、1本は年末に飲み、1本はありがたく頂戴しています。
ここ10年ほど毎年飲んでいますが、年によって、ん??と思うことは正直何回かありました。勿論そこそこではあるのですが、この値段を出して買うほどでもないなと思う年もありましたが、ここ数年は逸脱の出来。2019年の年末は実家でいくつかの日本酒と飲み比べました。そこにあったお酒は、新政No.6 Xタイプや、醸し人九平次 純米大吟醸、雁木 純米吟醸などと同時に飲みましたが、般若が満場一致で1番評価でした。
精米歩合が50%なのでギリギリ大吟醸なわけですが、飲んでみると、フルーティすぎず、米の味をしっかり感じられる上に、飲みやすいという感じです。現代っぽい感じもありつつ、ただ飲みやすいだけではなく、古臭くもなく、かといってトレンドではないバランス。ちょっと普遍的な感じがします。
余談ですが、このお酒は今となっては東京にも進出している酒屋から買っています。今では歩いて3分くらいのマンションが実家ですが、昔親父に連れられてよくその酒屋に行っていました。勿論何もわからないわけで、温度管理していてワインが並んでるところで、一番高いお酒探したり(30~35年前くらいだと思いますが、ロマネ・コンティって4万とかそんな感じだったような・・・記憶は勿論曖昧ですが、10万とかするワインってなかった気がします。勿論当時の物価とは違うとは思いますが・・・)
今ではその酒屋はワインで有名ですが、その当時は日本酒のほうがたくさん置いてあった記憶があります。今でも実家に帰ると随分変わりましたが、同じ場所にあり、日本酒も割と充実しています。中々手に入らない日本酒を飲むと、そんなことを思い出しながら、少しバイアスがかかっているかもしれません。
楽天であるかなー?と探しましたがありませんでした。飲む機会があれば是非!
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