作 槐山一滴水 純米大吟醸

お酒
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作 槐山一滴水 純米大吟醸
評価:9点
コスパ:C
価格:4,620円(税込) 720ml
購入場所:ネット
製造元:清水清三郎商店

ちょっと高級な日本酒を飲んでみたわけですが、三重の中では個人的には一番のお酒の作。通常の純米大吟醸は半値くらいで買えてコスパという意味ではいいと思います。今回は精米歩合を40%まで削った高めの作の紹介です。

山田錦が使われていて、味や香りは作そのものです。通常の純米大吟醸と比べてすべてが洗練されている感じを受けました。バナナっぽさが隠れて、メロンと梨っぽいフルーティさで、さらに飲みやすい感じ。あとからくる苦味みたいなものをほぼないので、スッと飲めてしまいます。

かなりおいしい部類に入ると思いますし、特別な日に飲む日本酒としてはとてもいいと思います。味付けが濃い料理にはあまり合わないとは思いますが、上品なお酒なので上品な味付けの料理、または料理なしでも十分なクオリティ。

毎回買うか?といえば、絶対的なおいしさでいえばありだと思いますが、コスパ的に考えると、ん~~純米吟醸は2020年はおいしく感じましたし、2,000円を切るのでそちらでとりあえずはいいかなぁという感じです。

日本酒の悲しいところは、例えば5,000円のワインは高いとは思いますけど、巷にはたくさん溢れていますし、たまに買います。しかし5,000円の日本酒は、うお、たけぇな、と思うわけで、買う頻度はワインに比べて少ない私。勿論税金なども違うでしょうけど、本来はこういった価格の日本酒をワインのように買う感覚が持てればいいなぁとは思います。

これには保管の問題もあり、私は冷蔵庫に入らなければ、ワインセラーにぶっこんだりするわけですが、あんまり横に寝かせたくないし、非常に困ります。熟成させるにも相当温度を低くしなければなりませんし、ワインに比べてそういったインフラというか環境が整っていないように思います。日本酒セラーも出たり、ワインセラーでも温度管理を分けられるものがあったりするので、将来的にはうまいこと保管できたらなーとか思ったり。

この作に関しては、箱にも入っているし、パーティ持参、プレゼントには良い価格でしょうし、万人が好きな感じだと思うので、是非お試しください。

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