サントリー白州 NV 2020年 現行品
評価:7点
コスパ:C
価格:4,980円(700ml)
購入場所:近所のスーパー
年末にツイッターなどで白州やら山崎のNVが定価で売っているという情報があちこちにあり、ゲーム感覚で探していたら、近所のスーパーにあったので購入しました。ゲーム感覚が強かったですが、変えたときは結構満足があり、そういえばひと昔前は大した居酒屋でなくても白州ハイボールなんてあったなぁと思いつつ、とりあえず飲んでみる。
結構飲んでからのレビューとなりますが、山崎NVに比べて、白州のほうが個人的には好み。理由としては、お互い熟成感は足りないながらも、白州のほうが、さわやかで素直という感じがするからです。若さをマイナスにしていないというか。ストレートだと流石に、おいおい5000円のシングルモルトかよって思いますが、ロックやハイボールにすると、若さ、爽やかさがいい感じに出るので飲みやすい。
山崎NVは悪い意味でスナック菓子のような風味、味があり、なんとも頑張りました感があるのに対して白州はそこまでのわざとらしさというか、努力しました感がないというか。どちらもストレートでは少し苦しいわけですが、ロックにしても白州のほうがいいかなぁ。
ある意味この爽やかさ飲みやすさはジャパニーズな感じもして、NVであろうがなんであろうが、海外ウイスキーにはないものがあるように思います。そういう意味では人気になるのも理解できなくはないかなと。
一方でNVの若さというのはいくら頑張ってもわかるわけで、サントリーという企業の考え方も見え隠れするわけです。白州12年は限定的に発売されることはあるでしょうけど、まだ先ですし、18年はかなり高い。これは明らかに過大評価であり、例えば18年が3万で買えたとしても、少々高いのではないかと思います。
2万、3万払えば海外ウイスキー、そしてヴィンテージも含めて、相当いいウイスキーが買えるわけで、では例えば白州18年がそれに匹敵するか?といえば中々議論の余地はあるのではないかと。
NVに関しては5000円近くするわけで、確かに一定のクオリティは感じるものの、その価値がどのくらいまであるかは冷静に味わってみるのが良いのではなかと思います。
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