風の森 秋津穂 507

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風の森 秋津穂 507
評価:8点
コスパ:A
価格:1,650円(720ml)
購入場所:ネット
酒造:油長製造(株)

1年ほど前に京都で飲んで以来、久しぶりに買ってみておいしかったので、何種類か一気に買って、それっぽい食事のときにちょくちょく開けるようにしています。生酒なので、とりあえず冷蔵庫にぶっこんでおかなければならないのが少し困るところ。

今回は精米歩合が50%で米は奈良のお米の秋津穂のものを試しました。657は精米歩合が65%なので純米酒で、こちらは純米吟醸とか純米大吟醸とか言える感じです。しかし最近精米歩合が50%だと純米吟醸というところが多くなりました。規定変わったのでしょうかねぇ。

657に比べてある意味贅沢な507ですが、飲んでみても納得できる感じです。贅沢というか米削ってるだけあってさらに飲みやすく、マイルドに仕上がっています。問題にはなりますが、日本酒が苦手な人にも飲みやすく、ピュアな感じはします。一方バランスという意味では657に比べて少し良くないかなとか思ったり。

確かに507でも米の味、キレなどは十分にありますが、味わい深さというか、コクというのが657に比べてないような。逆に言えばその分スイスイいけて飲みやすいわけですが。後味は657に少し感じた苦味は507では感じず、個人的にはあまり好きではない水あめっぽさもこの507ではそれほど感じないので、この辺りが精米歩合の違いなんでしょうか。

総合的にはどちらもかなりおいしいわけですが、飲みやすさという点で507のほうがいいかなと思いつつ、657のほうがコスパが圧倒的にいい。ということで、気分で決めればいいだろうと思います(笑)

507の山田錦のほうも少し前に飲みました。こちらもおいしかったですし、山田錦が何だかんだで好きなので、期待していましたが、結論としては秋津穂のほうが風の森は良かったです。山田錦な感じはある一方、その良さが100%出ていたかというとそうでもなかったみたいな。今後は秋津穂のシリーズを飲んでいこうかと。

しかしこのお酒も1650円と大変お手頃であり、657の安さに比べてば確かに高いわけですが、気軽に買える日本酒であり、ワインで言ったら旨安の部類に入ってしまうという。風の森は一部高い商品がありますが、良心的な値段設定なので、そのあたりからしてもオススメしやすい日本酒です。

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