クラガンモア 12年 2020年現行品
評価:7点
コスパ:A
価格:3,646円(700ml)
購入場所:ネット
スペイサイドはグレンリベットだったり、マッカランだったりと個人的には中々好みに合うウイスキーが数多くあります。その中でクラガンモアはやや知名度は劣るものの、ある意味スペイサイドらしいウイスキーではないでしょうか。久しぶりに飲んでみてもその印象は変わることなく、良い意味で特徴のないウイスキー。
香りは割と複雑なような、そうでないような、という感じ。そうでないというのは、なんかどこかで知ってる香りだし、かといって凄く特徴があるわけでもないけど、蜂蜜やハーブの要素があり、柑橘っぽさもあります。スモーキーというよりは、燻製っぽさは少しだけ感じますが、個性を出すほどではない。
味は、マイルドであり、香りとのギャップはなく、蜂蜜と少し柑橘。少し意外なのは、割とピリッとくるところがあり、かといってスモーキーというわけでもない。従って後味もスッキリしており、ボディは若干薄いかなという程度。麦芽は結構感じるて昔ながらのシングルモルトというイメージ。全体としては割とリッチな感じもするけど、うお~~~って感じでもない。
言ってみれば、ウイスキーのシングルモルトで、昔からある感じというか。若干のボディの薄さと良い意味で特徴がないので、ロックでもストレートでもいいと思いますが、まぁストレートがオススメでしょうか。ちなみにここもモエヘネシーだったとは知らなかったですが、あまり商業的にならずにこのまま行ってほしいと思います。
クラガンモアはありそうでない、ベンチマークみたいなウイスキーだと思っていますが、スタンダードな現行品の12年しか飲んだことがないので、こういうウイスキーがもっと熟成すると、スタンダードな面白い深みを味わえそうな気がします。いつかは飲んでみようと思います。
常に一本置いておくと、価格もお手頃なので、シーンを選ばずにガンガン飲めるウイスキーだと思いますし、手軽に一本プレゼントっていうのもありだと思います。
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