日和亭 (静岡市)

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日和亭 (静岡市)
評価:7.5点
コスパ:B
静岡県静岡市駿河区聖一色12-1
予算目安:1,000~2,000円くらい

GWに実家に行った帰りに懐かしい蕎麦屋に行ってきました。子供の頃に父親と何度か行き、数年前にも一度行っていた店で健在でした。ちなみに道沿いに日本平や、日本平動物園などがあるため、激烈道が混んでおりました・・・。

駐車場が非常に入れづらく、5.6台は停められますが、道に沿ってあるところは道を遮りバックで入れる感じに。ヘボるのが恥ずかしい車ですが、普通に入れることが出来ました。。。

店内は昔と変わらず妙にお金かけたつくり。雰囲気も良く、中々広くて20席くらいはあるでしょう。

お茶はそば茶なので香ばしくいい感じ。こだわり的なものも書いてありました。国産を妙に強調していますが、ある程度の蕎麦屋なら国産だろうと思うのだが・・・。

値段は普通と言ったところで大盛も出来ます。400円も増されますが。今回は天せいろ大盛にしました。

まず天ぷらが出てきて、食べてみる。ん-海老はまずまずいい海老使ってますが、蕎麦屋の天ぷらってレベルなので、それなりという感じ。

この辺りで、中年の夫婦がご来店。旦那のほうが、「いや~~ここ懐かしいなぁ、20年ぶりくらいかも」とたぶん妻を連れてきたかったんだろうなーと、私も懐かくなりますが密かに「俺は30年前から来ていたぜ、小学生だったけど」とか思ってました。

蕎麦の写真は大盛で中々のボリューム。しかし、サーブして頂いた方に、ところで蕎麦のつゆはどこに?と聞くと、天ぷらサーブしてきたときのもので食べてくれというので、「天ぷらつけたつゆで蕎麦を食えというのか?」と、別に怒ってはないですけど、海原雄山のようなクレームを言うと、あっさり「すぐにそばつゆお持ちします」と穏やかに言って頂きもってきてくれた。というかこだわってるなら最初からそうするべきだと思います。

肝心の蕎麦ですが、非常にコシがあり、喉越しも良くいい感じ。蕎麦の香りは時期的なものもあるのかもしれませんが、そこまでではなく、田舎そばとかにすればもっと感じられるかもしれません。同じ静岡市にくろ麦という蕎麦屋がありますが、そちらのほうが全体としては印象いいかなぁ。詳しくはブログに載せてますのでご覧ください。

少し気になったのはつゆのほうで、カツオ出汁がとても強く効いており、甘ったるさはないので悪くはないですが、もう少しバランス取れてたほうが嬉しい。ただ、薬味入れて食べると丁度良くなりました。

蕎麦を食べ終わるころ、夫婦の会話が続いて聞こえてきます。「ここそばがきとかもうまかった記憶あるんだよなー」と旦那。奥さんはそれほど蕎麦に興味なさそうです。続けて旦那が「そういばここ伊藤さんが好きだったんだよなー」と。きっと懐かしい訪問でいろいろ思い出し、共有したくなったのでしょう。その気持ちはよくわかる。奥様は「伊藤さんってまだ生きてるの?」と突っ込み「どうなんだろうなー、生きてるかもしれない」と、大して伊藤さんとの関係が深くないことがわかる。ちなみに同じく天せいろを注文しておられました。

さて、この日和亭は私も懐かしさがあり、店の雰囲気も広々していたり、庭の手入れもされているのでとてもいいです。蕎麦自体のクオリティも良く、場所が良ければ訪問率はさらに増えるでしょう。静岡駅からはとても歩いてはいけず、バスなどは出ているでしょうけど、わざわざ行くほどでもないため、やはり車となります(駐車場は停めにくい)。

オープンと同時に駐車場が混んでないときに行くのがいいかなと思いますし、静岡市の代表的なの観光スポット、日本平や動物園に行く予定があるならここでのランチは非常に有意義になるのではなかろうかと思います。

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