CANTON 8 (カントン8)
評価:7.5点
コスパ:C
東京都中央区銀座8-2-1 ニッタビル8F
予算目安:4,000円くらい(ランチ)
香港でミシュラン2つ星の店が日本に来て、かなり安い値段設定という宣伝を見て、ミーハーな私は行ってきました。まだまだ新しく予約はしていったものの、そんなに混んでおらず。
店内はミシュランとは思えないような安っぽさがあり、照明やら椅子やらテーブルはその辺のレストランと大して変わらない印象。接客もあまり慣れていないのか、嫌な気分にはなりませんが、右から左から皿下げたりサーブされたりします。
選んだのは3000円のランチコース。が、お茶を頼まなければいけないわけではないんでしょうけど、頼みました。
焼売・・・〇 本場感はあり、ジューシーさよりも素材をうまく生かすといったところで、海老はぷりぷりしており、もう一つも上品な感じ。
ジャガイモのスープ・・・〇 こちらはしっかり味があり、ジャガイモ感もいい具合に感じることができるので中々でした。
豚バラとパプリカの炒め物・・・〇 豚自体のクオリティの良さは特に感じませんでしたが、パプリカの肉厚さが非常によく、味付けも上品。
野菜の湯引き・・・△ レタスとセロリだと思いますが、特筆するところがありませんでした。箸休め的な位置づけなのだろうか
チャーハン・・・★ 過去最高級にうまいチャーハンでした。少なくとも今年では1番。米がたぶん日本米ではないと思いますが、薄く油でコーティングされており、元々のパサつきみたいなものが逆に印象を良くしている。味付けも上品であり、くどくないので飽きずに食べることができます。このチャーハンのおかげで評価があがる感じ・・・。
本日のデザート・・・△ ココナッツが振りかけられて、中にも恐らくココナッツがはいっており、堅いプリンみたいな感じでしたが、出されたら食べれるけど、特においしくなかった。
合計で4000円を少し切るぐらい。ゆっくり出てくるので、お腹は満たされますが、男性には量が少ないかもしれません。アルコール飲んでなくて4000円と考えると、少々高いかなと思いますし、チャーハン以外は驚きませんでした。高い中華食べなれてませんが、もっとおいしい店はあるだろうと。
ただ、一品一品は上品であり、チープな店内ではあるものの、女性受けは狙えるかもしれません。気取らないデートにはよろしいかと。人気が出るとは思いませんので、今後生き残れるかは注目。
隣の部屋にバーをつくってるらしく、自由にみてくださいと言われたので、見てみる。飾ってあるのは、お宝日本ウイスキー。カルト的な値段で取引されるようなものばかりでしたが、これターゲットが日本人ではないように思いました。中国から日本来て、中華料理食べるのか、と思いつつ、何度も来てるとそうなるのかもしれません。
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