ピノ グリージョ ヴァルパラディソ ファットリ 2019
評価:7.5点
コスパ:B
生産地:イタリア ヴェネト
品種:ピノ グリージョ 100%
価格:2,178円(税込)
ほとんどネットでワインを買いますが、割とランダムに選んだりすることがあるというか、紹介文にのせられて買ってみるかーということがあります。いい餌食となっているわけですが、とりあえずピノグリ好きだしいいかなってことで購入したもの。
ピノグリの印象は、酸がリースリングよりなくて、フレッシュ感があり、フルーティだけど、全体的には飲みやすいみたいな感じ。あってるかどうかは知りませんが、リースリングの酸がないバージョンみたいな解釈。
飲んでみると、確かにそんな感じをこのワインからも受け、意外とリッチ。2000円前後するので少しいい感じを期待していましたが、その通りの出来。ミネラル感もほどほどにあり、それでいて割とスッキリ。
青りんごっぽさはアルザスやドイツっぽさを彷彿とさせ、酸が穏やかという感じでしょうか。結構いくつかのアロマもあり、ほほー、という感じ。
ただ、これいって印象に残るわけでもなく、同じような価格帯の南アフリカワイン、例えばポールクルーバーみたいな衝撃はなく、コスパ的にも普通な感じがします。こういうのお店でグラスでそれなりの価格で飲めたら嬉しいなぁみたいな感じ。
割と味そのものがあるので、繊細な魚料理ではなく、バターで何かしてあるとか、そもそも魚じゃなく鶏肉とかが合うのではなかろうかと思います。これはピノグリ全般に割と言えるかもしれません。
2000円って割と微妙な価格帯ですが、探せば旨安を一段超えるワインも数多くあるんだろうなーと思わせてくれるワインでした。
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