ミッレディ フランチャコルタ ブリュット 2016

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ミッレディ フランチャコルタ ブリュット 2016
評価:8点
コスパ:B
価格:4,906円(税込)
生産:イタリア ロンバルディア
品種:シャルドネ 100%
購入場所:ネット

スプマンテには余りいい印象がなく、3000円くらい出せば割と選ぶことができるというイメージを持っていますが、今回は以前ポメラートというイタリアのイベントで出たフランチャコルタがおいしかったので、同じものを買って、いつもの環境で飲んでみました。

まず瓶のデザインが個性的であり、イタリアっぽさもあってオシャレなので、プレゼントにもいいと思います。この瓶、実はデザインだけでなく、瓶の底が広くなっていることもあり、酵母の働きが良くなり瓶内熟成にも向いているとのこと。ただしワインセラーには入れにくい(笑)

泡立ちはまずまずといったところで、結構細かいです。色はそれほど濃くありませんが非常に飲みやすそうな印象。飲んで驚くのはやはり飲みやすさです。ただドライで爽快というだけでなく、ミネラル感が非常にあり、リッチなスパークリング。リンゴのようなニュアンスを感じながらも、奥底にも複数のアロマがあり、味わい深いものがあります。また後味もスッキリしていますが、酸の具合も非常に上品で滑らか。とても良いバランスです。

同価格帯のシャンパンと比べると、クセがないと言え、シャンパン特有ともいえる、なんというかモフモフとした感じや口の中で広がるクセが、このフランチャコルタにはほとんどない。上質なスパークリングといったところでしょうか。

輸入元は信頼のモトックス。安い(とっても3000円くらいの)フランチャコルタよりも味わいが深く、それでいて飲みやすさはそのままといった感じですが、このエレガントさ、リッチさは贅沢な造りだからこそできるのかもしれません。絞る果汁はフランチャコルタの場合65%まで認められているそうですが、このミッレディは35%ほどしか絞っていないようで、それが雑味のなさの一つの要因なのかもしれません。

例えば、ジントニックをつくるときに、ライムを貧乏根性で搾りきるまで入れると、苦味と雑味を感じてしまうのと似た感じなのでしょうか。

価格としては5000円を切る価格で、安いところだと4200~4300円で買えます。この値段でこのクオリティであればコスパは悪くなく、十分にその価格帯のシャンパン、もしくはそれ以上ではなかろうかと思います。常に一本はストックして、ちょっとした記念日やら気分がのったときに飲みたくなる一本です。

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