アラン 21年 旧ボトル

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アラン 21年 旧ボトル
評価:8点
コスパ:C
価格:16,000円程度
購入場所:ヤフオク

去年くらいから結構アランにはまりまして、いくつかのボトルを飲んできました。旧ボトルがまだ手に入ることから、それぞれ比べたりしながら・・・。で、21年の現行品っぽい限定品なのかわかりませんが、それが無くなりそうだったので、21年繋がりで比べるかということで、ペリペリと開封。

当然ですが、香りはアランだね~って系統です。麦芽、青りんご、草っぽさ、少しミント、シトラスみたいな香り。結構複雑でありながら熟成年数はそれなりに感じます。味はというとやはり麦芽を感じ、柑橘も感じます。ちょっと最後はピリっとスパイシーな感じですが、ピーティさはありません。アランらしいバニラ感は感じることができます。

アランは大好きなウイスキーの一つですし、10年なんかのコスパは最高なわけですが、イメージはバランス型。ジャパニーズなウイスキーが好きな方とかにもとても合うと思います。平たく言えば癖らしい癖というのがなく、飲みやすいのだけど、単調でもなく、一定の深みもちゃんと感じることができるという感じですし、アランという特徴もちゃんと感じることができます。常備しておきたいウイスキーベスト3に入るかもしれません。

ということで、飲み比べてみました。香りは旧ボトルのほうがワイルドで良くも悪くも粗い感じはします。現行品は開けて数か月たってるのもあるかも。系統は同じですが、現行品のほうが少し甘みを感じる香りで、埃っぽさみたいなものはありました。シェリー樽の比率が違うんでしょうかね。調べてないですが・・・。

飲んでみても、旧ボトル=ワイルド、現行品=マイルドという印象は変わりません。勿論ワイルドといっても熟成年数が21年以上なので、比べてみるとワイルドというだけであり、旧ボトルが特別ファンキーなわけでもないです。

大きな違いはオレンジっぽさを現行品は感じるのに対して、旧ボトルはそれほど感じなく、ところどころに棘っぽさを感じるというか、良くも悪くも調和してない部分があるというか、そんな印象でした。少し時間おけば変わるかもしれませんが。

好みのレベルになってきますが、私的には現行品のほうが良かったです。アランは割とバランス型のウイスキーというイメージもあってか、完成度とバランスという意味で勝者現行品。なんか熟成感も現行品のほうがあるように感じました。

旧ボトルのほうは開けて間もないので、今後少しずつ変化をしていくでしょうから、もしかしたら数か月後は少し違う感想を持つかもしれません。なんにせよ、アランは新しい蒸留所ということもあり、現行品が旧ボトルより良くなっていることが多いので、非常に助かりますし、このまま良くなり続けてほしいなと思います。

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