ハーン ピノ ノワール 2018
評価:7.5点
コスパ:A
価格:2,000円くらい(税込)
生産:アメリカ
品種:ピノ ノワール100%
購入場所:ネット
アメリカワインはそれほど飲みませんが、ハーンはカベルネソービニヨンを何回か飲んで割と良い印象があり、いろいろコメントなど見ていると、ハーンってやっぱりピノがいいよね、との意見が多かったので買ってみました。確かにと頷けるおいしさだったので紹介となります。ハーンは今の生産場所で造られるようになったのは1980年代らしく、そこまで古くはないですが、今ではその地域最大級のワイナリーになっているようです。
ピノノワールということで、一応グラスをわけてどちらが合うか試しました。結構違いましたが、右側のチューリップ型のほうがタンニンを感じますが、他の味わいも左のグラスより感じられたので、今回はチューリップ型(リーデルソムリエ)をチョイス。結果として、このワインは普通にボルドー系とか万能型のグラスで飲んでも恐らくおいしいだろうなと思います。
ブラックベリーやカシスは香りでも味でも容易に感じられ、色も濃く、ピノとは思わないほど。予想通りかなりフルボディに近く、パワフルなピノノワール。結構タンニンを感じるので少し放置しましたが、そんなに変わりませんでした。繊細さというよりは結構ストレートに迫ってくるワイン。複雑さはそれほど感じませんが、バニラなどはほのかに感じ、樽由来なんでしょうか。いかにもアメリカワインって感じがします。
価格からすれば素晴らしいコスパであり、お金ある人ならデイリーワイン、私みたいな人だと週末ワインくらいな価格帯。2000円ほどで買えますし、楽天なんかだとポイント貯まるときに買えば実質はもう少し安く買えるでしょう。
やや気になったのは、パワフルな故に繊細な料理よりは、ミートソースやステーキなどとは相性よさそうですが、単独で飲むには少し重く、ある程度味の濃い料理なら合うとは思うものの、マリアージュする料理は中々見つけにくいかもしれないと思いました。
2000円前後で買えるワインの中では、イタリアワイン、南アフリカ、チリのいくつかのワイン同様とても素晴らしい味わいであり、常にストックしておきたいワインであります。記憶が定かではないですが、恵比寿にあるローリーズというプライムリブの店がありますが、そこでボトルだと7000円とかしたと思います。中々のボッタクリ具合。何故かハーンのカベルネソービニヨンばかり飲んでいましたが、今後はピノノワールのほうが飲む機会が増えると思います。機会があれば是非試してみてください。
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