イ ジュスティ エ ザンツァ 2016
評価：7.5点
コスパ：C
生産：イタリア トスカーナ
品種：サンジョヴェーゼ80％、メルロー20％
価格：3,000円(税込)
イタリアワインで、3000円前後となると、そりゃ～中々うまいだろう、と期待してしまいます。普段1000円～1500円程度のワインが中心なので・・・。週末は少し贅沢をしてという感じの価格帯。
さて今回のワインはトスカーナ産らしいですが、とりあえず開けると、なんかサンジョベーゼっぽくない香り、メルローな感じはするのですが。結構熟しているかんじで、ブラックベリーとかそんなところで、少し複雑。飲んでみると驚くほど閉じていたので、デキャンタをする。
ある程度のポテンシャルは感じたので、開けばうまいんだろーなーと思い、デキャンタ後に飲んでも、まだ硬いのでしばらく置いてみました。ハッキリいってこの時点では、3000円か。。。とか思ってました。
30分くらい経ったら、だいぶ開いてきて、あら、全然印象変わったじゃーーん、って感想です。ミディアム＋くらいだと思いますが、旨安ワインにはないアロマ。表現が難しいですが、缶詰のシロップ漬けしてある桃をエレガントにしたような感じです（笑） こういうアロマは単純においしい1000円台のワインにはないような。
時間が経つにつれて、タンニンもとても滑らかになり、ある程度納得のクオリティに。ただ、このワインは人によって、ん？全然おいしくないんだけど・・・とも言われそうな感じです。ハマる人には、確かにこのアロマは上品でいいみたいな。私は白桃とかではなく、缶詰の桃の感じがしましたが（良い意味で）、あとは少し花っぽさも感じるかなーと（何の花かはわかりません。。。）
コスパ的にいっても、安いと思う人もいるでしょうし、万人受けはしなそうなので、好みに依存されます。結構イタリアワインって、開けてすぐおいしいものが多いし、明るいワインが多く、そしてわかりやすいものが多いので、そのイメージとは少し違うワインでした。私はリピートはしないかもしれませんが、十分においしく楽しめた一本です。
コメント