リチャード カーショウ エルギン シラー 2016
評価:7.5点
コスパ:C
生産:南アフリカ ウエスタンケープ エルギン
品種:シラー100%
価格:4,708円くらい(税込)
カーショウはシャルドネと共にシラーも買いました。こちらも南アフリカとしては中々高い部類なのだとは思いますが、年間生産が6000本以下らしく、どれだけ日本輸入してんだよって思います。そういう意味では貴重な一本飲んでるぜーみたいな満足感はあります。
香りは、鉛筆の芯、ブルーベリー、ブラックベリーなどの果実、少し胡椒っぽいスパイス。シラーっぽさありますが、結構複雑なので、私はブラインドでは、いろいろ混ざってんだろ、って答えそう。良く香りとてもいい印象。
味は、おー、とってもジャムな感じ。ベリー系の果実のジャムを真っ先に思い浮かべ、バラの香りも鼻から抜けてくる感じ。苦味は最初から最後まであり、割とタンニンしっかり。時間経ってもそんなに印象変わらず。ゴクリと飲んでも舌に残る風味があり、フィニッシュ長い。ちょっと苦味が残りますが。酸は適度にある感じ。
うまいなーという印象なんですが、このヴィンテージのせいなのか、樹齢が若いせいなのか、熟成感があまりなく、若さを感じ、結構複雑で割といいフランスワイン(ローヌとかあの辺?)っぽさもあるものの、腑抜けた感じ、もっと言えば、水っぽさみたいなものを少し感じます。こういうのってもうちょっと寝かせておいたら良くなるのかなー・・・。あんまり想像できないので、ポテンシャルあるかどうかはわからんです。
そういう観点から、おいしいですけど、5000円出すなら無理して買わなくても、他に好みのワインを見つけられるような気がします。カーショウはシャルドネのほうがだいぶ良い印象で、コスパは優れていると思いました。
さて、私にとっては高級な部類の南アフリカ5000円くらいなワインですが、他にも機会を見つけて飲んで飲んでみたいと思います。オススメ何かあれば教えてください。
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