仙禽 かぶとむし 純米吟醸
評価：7.5点
コスパ：B
価格：1,800円(税込) 720ml
購入場所：伊勢丹新宿
製造元：仙禽(せんきん)
バーゲンが開催されているということで、サントーニのスニーカーでもないかなーなんて思いながら、伊勢丹新宿に行ってきましたが、結局高くて買えず、そーいえば、伊勢丹新宿地下の日本酒売り場って充実してて、しかもネットと同じような値段だったなぁと思い寄ってみることにしました。そこで見たことあるし、人気なの知ってたこの仙禽のかぶとむしラベルが、たぶん定価？で売っていたので、買ってみました。買うときに、これ人気で入ってきてもすぐ出ちゃうんですよねー、みたいなことは担当の方がおっしゃってました。
まずラベルがシンプルで、余分なことがかかれておらず、非常に親しみとセンスを感じます。これはきっとプレゼントにもいい。アルコール度は14％と低く、夏酒らしいものとなっております。味は夏に合うように飲みやすく、生酒ですが結構さらっとしています。ピリピリ感もなく、一回火入れしているようないないようなくらい生感というか。
このお酒の特徴はなんといっても酸味でしょう。酸というより酸味というか、酸っぱいのがダイレクトに長く伝わってきます。甘みもあり、その中に強烈な酸味という感じ。この仕上げ方も夏酒っぽいですが、正直ここまで酸味があるお酒は初めて飲みました。食事と合わせるとその酸味が非常にいい感じでマリアージュして、かなり軽快にスイスイ飲めてしまいます。このような尖ったお酒は好みがわかれるでしょうけど、私はとても気に入りました。割と油を使った料理、炒め物やら肉にも合うと思います。
さてこの仙禽ですが、説明にもある通り、ドメーヌ化しているとあります。ドメーヌ化とは恐らく、田んぼ自体を持っていて、自分達で米から生産しているということだと思いますが、そのこだわりは中々のもの。説明の文章も自信にあふれています。仙禽の他のお酒は数回飲んだことあり、悪い印象は全然ないのですが、具体的にどういう印象だったか覚えていないので、今度少しいろいろ飲んでみようかと思っています。
このかぶとむしは中々人気で買えないみたいですが、ネットでもわずかに売っていたりしますし、今年のように暑い夏にはもってこいの日本酒ではないでしょうか。キーンと冷やして食事と一緒に頂きたいです。またチャンスがあればリピートしたい一本でした。ただ、プレミアついてたりもするので、そこまでして買いたいとは思いません（笑）
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