来福 純米吟醸 愛山 生原酒 

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来福 純米吟醸 愛山 生原酒
評価:7点
コスパ:B
価格:1,819円(税込) 720ml
購入場所:ネット
製造元:来福酒造株式会社

年に何本か来福は飲みますが、生酒があったので買ってみました。ここ数年生酒がサプライチェーンや保存環境が整ってきたのか、いろいろなところで買うことが出来ます。そろそろ暑くなってきたので、まとめていくつかの日本酒をクール便で買った中の一本。

来福といえば、いろいろなことに挑戦している酒造というイメージですが、愛山との相性がいいように思います。私は山田錦が全体的にみれば好きなわけですが、来福は愛山がいいのではないかと思います。味は非常にバランスがよく、キレというよりはふくよかで甘みがある。フルーティさもほどほどにあり、コクや深みも一定程度あります。

生酒ということで、少しピチピチしているわけですが、例えば風の森のようなフレッシュな感じではなく、味わい深くするのを助けているような感じ。保存とか気にしなくていいなら、やはり火入れよりも生酒がいいと思います。爽快感というより、ゆっくりチビチビ飲むのがいいような。粘度というかとろりとした感じは少しあります。ある意味それが爽快感とか軽さをなくし、バランスよく仕上がってるといえるのではないでしょうか

来福は花酵母を使ったりしていますが、こちらはそうではなく9号酵母を使っているらしいです。そういう意味では、香りに良くも悪くも特徴はない。米の旨味という意味ではいい感じで引き立っており、来福を最初に飲むには丁度いい感じだと思います。

日本酒を飲み慣れない人でも、アルコール度はやや高いものの、甘みや飲みやすさがあるので、チャレンジするには向いているでしょうし、おいしくない、と感じる人は少ないでしょう。もしこれでも苦手という場合は、純米大吟醸のような、もっとお米を削ったものを試すしかないような。いずれにしても、中々良いスタンダードな日本酒といった感じなので、是非試してみてください。

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