タトール プリミティーヴォ ディ サレント ポッジョ レ ヴォルピ 2019
評価：7.5点
コスパ：A
価格：2255円くらい(税込)
生産：イタリア プーリア
品種：プリミティーヴォ100%
購入場所：ネット
プリミティーヴォは好き嫌いがあるブドウの種類だと思いますが、それは恐らく甘さにあるでしょう。プリミティーヴォらしい甘さというのは飲めばすぐに誰でもわかると思いますが、合わない人には合わないという感じ。どんなに高いプリミティーヴォ飲んでもダメな人はダメでしょう。
タトールはラベルが印象的ですが、以前のラベルのほうが好みでした。味も若干変わった気もしますが、自分が変化したのかもしれないです。いずれにしても安定しておいしいワインでオススメできます。
色は濃く、見た目からもフルボディとわかります。香りは熟した感じのブドウに、少しシナモンのようなスパイス感、乾燥させたドライフルーツ、宣伝文句にも書いてありますがイチジクな感じ。ブラックベリーっぽさも少しあります。味はまず甘みとほどほどなタンニンを感じますが、甘みを先に感じ、続いてブラックベリー的なジャムっぽさを感じ、凝縮され、濃い味わい。開けてすぐおいしく、時間を置くいてもそれほど変化は感じませんが、タンニンはよりマイルドになります。バニラも感じることができるでしょう。
プリミティーヴォは個人的にマリアージュが難しいと思いますが、フルボディの赤らしくステーキやチーズたっぷりのパスタやリゾットには合いそう。ステーキの場合はソースをブルーベリーとか果物系にしたほうが合うような気がします。試してないので想像ですが（笑）
複雑さは全然感じないというか、ああ、プリミティーヴォですねって感じです。しかし、安くておいしいプリミティーヴォって結構あると思いますが、その一段上をいく凝縮感や味わいだと思います。1000円台ではまず味わえないでしょう。
このワインは数年前は2000円をギリギリ切るくらいの価格で買えましたが、今では1割ほど上がり、2300円を切るくらい。デイリーワインには高いような気がしますが、週末ワインとして十分楽しめると思います。そしてとってもプーリアらしい、イタリアらしいワイン。
結構それなりの酒屋では見かけますが、大体ネットで買ったほうが安いので、送料の関係でまとめて6本とか買うときに、たまーに入れる１本という感じです。一度試してみてくださ～い
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