ドメーヌ ルバイヤート 2017
評価:8点
コスパ:C
価格:6,820円(税込)
生産:日本 山梨
品種:プティヴェルト62%、カベルネソーヴィニヨン23%、タナ15%
購入場所:ぶどうの丘(山梨)
山梨のブドウの丘で食事と共に選んだワインで、ブドウの丘は試飲がかなりできますが、プレミアムラインのような高いワインの試飲は限定的。こちらのワインは6000円ほどで変え、レストランでは6820円で飲めました。普通にその金額のワインを買うのは割と勇気がいりますが、レストランなら安いかもと思える、まったく行動経済学を無視した感覚。
3種類のブドウがブレンドされていて、それぞれの良さが良く分かるワインで完成度はかなり高い。また、日本らしさもよく感じられるワインで、こういうワインはとても評価できると思います。香りはスモーキーでチェリー系、結構ワイルド感があります。味は酸味がほどよく、中々のタンニン。最初はバニラ、カスタードクリームといった感じで後から消えます。ゆっくり飲みましたが、開くとなぜか少し渋みをより感じる。メルローは入ってないですが、メルローのような土っぽい感じもあります。
プティヴェネトはほとんど飲みませんが、酸やタンニン、なめした皮っぽさはプティヴェネトから来ているのかもしれません。カベルネソービニヨンで重厚さやチェリー感がでて、タナで山ぶどう感、ワイルドさ、土着っぽさが出ているような気がします。非常にいいバランス。
複雑さも兼ね備えており、アルコール度は低いのに、十分な熟成感や奥深さがあるこのワインは、日本らしく、または日本でしか味わえないようなワインではなかろうかと思います。プレミアムラインなだけのことはあり、明らかに一段上を行くワインで、リッチさエレガントさもあります。
価格は年によってだいぶ違うようで、2017年は6000円ほどしますが、2014年は4200円ほどで買えるので、帰りに2014年のほうを買ってストックしてあります。ある程度置いても良さがでそうなので楽しみ。こういうワインが3000~4000円で飲めればかなりいいコスパだと思います。
このワインを造っている丸藤葡萄酒工業は山梨の中でもかなり古いらしく見学コースも用意されているよう。ぶどうの丘は山梨のワインが集められていて一同に試飲が出来るので、気に入った造り手を見つけたら、次は直接作り手のところに行くのは面白いかもしれません。次山梨行ったら、違う種類も飲んでみたいし、 丸藤葡萄酒工業に行ってみよーかなと思います。リンク先はレギュラーワインとされているルージュ。これも飲んでみたいなぁ。
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