甲州辛口 2020 (あさや葡萄酒)

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甲州辛口 2020 (あさや葡萄酒)
評価:7点
コスパ:A
価格:1,540円(税込)
生産:日本 山梨
品種:甲州100%
購入場所:ぶどうの丘(山梨)

違う記事で詳しく紹介しようと思いますが、先日山梨県のぶどうの丘という施設に行き、そこではかなりの数の山梨産ワインが売られています。ワインカーヴもあるので1400円ほど払って何十種類か試飲して何本かいいワインあったので購入したうちの一本。日本のワインはだいぶ高くなってしまいましたが、こちらは1500円程度で買える割には、結構良かったので紹介します。

ラベルが日本語だと未だに違和感があり、辛口!なんて書かれるとちょっと引きますが、結構冷やして飲むと良いかと思います。ぶどうの品種甲州は、日本を代表する白ワインで使用されるぶどうですが、飲んでみると、少しの和風っぽさというか、土着な品種が洗練された感じに仕上がっておりました。

ボディはライト~ミディアムなので、味わい深いというよりは、軽くて日本ぽくて、甲州特有の酸がちゃんと感じられます。少しのフルーティさと酸のバランスがよく、デイリーワインとしてはかなり優秀ではないでしょうか。中々1500円とかでは味わえない感じ。気軽に飲むのに向いてます。

甲州は様々なタイプがあり、樽で熟成させたり、スパークリングにも使われたり。このワインはシュールリー製法ですが、樽に沈殿する滓を取り除かず、その滓とワインを樽内で一定期間接触させる技法だそう。フレッシュさを感じられる仕上がりになるそうで、その通りだなと。樽のものをいくつか試しましたが、個人的にはあまり合いませんでした。説明に書いてあるように、確かに和食に合いそうではあります。

日本のワインはどんどんクオリティが上がっているように思いますが、値段も比例して高くなってきているような。ウイスキーみたいなことにならないことを祈ります。。国産ワインで大事だと思うことは、日本らしいワインであるかどうかではないでしょうか。勿論海外を真似て、それと似たような、そして匹敵するようなワインを造るのもありですし、それなりの値段出せば、そういうものはあると思います。しかしながら、甲州に代表される日本の品種だったり、品種に限らず、日本をなんか感じられるワインこそが、オリジナリティを高め、そして長い目で見れば評価も高くなるのではないかと思います。私は日本ワインをそれほど飲み慣れてはいませんし、ワインによって好き嫌いは分かれるわけですが、それでも多種多様なので、好みのワイン、そして日本ぽさを感じられるワインは見つけることができると思います。

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