作 雅乃智(みやびのとも) 中取り 純米大吟醸
評価:8点
コスパ:A
価格:2360円(税込)
購入場所:ネット
製造元:清水清三郎商店
三重県は割と日本酒造りが盛んな印象がありますが、その中で作はとてもいいと思います。数年前に比べてしれっと1割ほど値段上がっていますが、それでもまだコスパいいほうでしょう。今回1年ぶりくらいに飲みました。
純米大吟醸ですが、それほど高くもない。味はフルーティ。バナナですね、バナナ。あとは少し梨っぽさも感じます。前飲んだときに比べて、少し甘くなり、キレが悪くなった印象あり、後味の苦味みたいなものを感じた記憶がありますが、今回は苦味はほぼ感じませんでした。そういう意味では後味は悪くない。こんなに甘かったかなーって思う感じですが、いろいろ日本酒飲んできて?(以前もまぁまぁ飲んでた気もしますが・・)感想が変わったかもしれません。
相変わらずおいしくて飲みやすいのですが、以前ほどのインパクトがないので、おすすめはおすすめですし、日本酒に飲み慣れていない人もおいしく頂けるでしょう。ただコクやキレが絶賛するほどではないと感じたので、コスパはいいものの、点数は8点。
勝手に思っていることですが、それぞれ酒造には得意な精米歩合があるのではないかと思ってしまいます。例えば静岡の臥竜梅というお酒がありますが、ここは純米吟醸がおいしく感じ、純米大吟醸はそれほどおいしいと思いませんでした(というか純米吟醸が良かったとも言える)
七田に関しても、純米酒、純米吟醸くらいまでが印象がいいです。勿論純米大吟醸も悪くないわけですが、コスパが突然悪くなるような印象。では作はどうか?というと、私は純米大吟醸がいいと思います。値段的なものもありますが、作は純米吟醸よりも純米大吟醸が得意なんではないかなと思ったり。今回何本か買い、純米吟醸もあるので、また印象が変わるかもしれませんが、純米、純米吟醸、純米大吟醸がすべて同じレベルでうまいって酒造はあまり思いつかない。知らないだけだとは思いますが・・・。勿論、どれかがうまければ、違う精米歩合でもまずいということはないですけどね。
ということで、作ですが、フルーティな少し甘い感じが好きな方、言い換えれば現代っぽいお酒が好きな方はおいしいと感じると思いますので、是非お試しあれ~。ちょっとしたプレゼントにも価格を考えてもいいと思います。
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