Restaurant Sola

いいところ紹介
スポンサーリンク
Pocket

Restaurant Sola
評価:8点
コスパ:B
価格:20,000円程度
住所:福岡市博多区築港本町13-6 ベイサイドプレイス博多 C館 2F

パリで一つ星を獲得したシェフが福岡に出した店。その割には価格が安く、良心的だなーと思いましたが、結局それなりにしました。店はオープンなつくりでほどほどの雰囲気。確かにこのつくりならそんなに高くは取れないかもしれないし、狙いがグランメゾンではないのでしょう。

場所は港にある建物の中にあり、最寄り駅からでも徒歩で行くのは割と大変なので、バスかタクシーがいいと思います。

盛り付けなども見られ、最初はとてもいいと思いましたが、丸見えなのでそれも良し悪しだなーと最後には思うことに。

ペアリングもありましたし、確かにそのほうが構成的には良かったかもしれませんが、9000円で、40mlが7杯くらいと聞いたので、今回は辞めました。余裕あればペアリングにしたほうがいいと思います。

とりあえずシャンパンはボランジェ。割と普通だけどおいしいシャンパン。しっかりした味わいなので料理との相性が少々心配です。

コースの内容は充実しており、結果お腹一杯になりました。

アミューズ・・・〇 センスを感じる盛り付けですし、全体的にOKって感じですが、ほろほろ鳥のテリーヌは味がぼやけていました。いくらが乗っているものは下にアボカドのムースが敷き詰められていましたが、イクラの塩味が強い。とうもろこしのスープは普通においしいですが、感動は特になし。

パプリカとサーモン・・・◎ パプリカをソースとして使い、トマト、メロン、リコッタチーズ。これは非常においしく、素材の良さ、一緒に食べるたときの相性が完璧に計算されていて素晴らしかった。

穴子の揚げもの・・・△ 蒸してスモークしたフォアグラを穴子でまいて揚げた感じですが、悪くないのですが、イマイチ何がしたいかわからず。なんかぼやけてました。

パンはリコッタチーズをつくるときに出るホエイを利用してつくったそう。普通です。プロテインを連想してしまう。

こちらの白ワインはミネラル感が少しありました。好みか?といえばそうでもない。

かつおと焼きナス・・・〇 演出は素晴らしく箱をあけると煙が閉じ込められており、モクモクとスモークの香りがしてきます。ミョウガとかつおの相性は良くおいしいですが、茄子がイマイチよくわからんかった。

烏賊とズッキーニ ライム・・・◎ オプションで1650円を支払うと結構な量のキャビアがついてきます。このキャビアは塩分が3%ほどしかなく塩辛くない。そして非常にうまい。イカは結構大胆であり、火入れも良い感じ。色々なソースにつけて楽しめるのも良かった。

この辺りで出てくる料理にワインが合わないものがあると気づく。だからペアリングの種類が多かったのか。。。

南アフリカで中々なブルゴーニュを彷彿させるおいしさで、2500円くらいなら自分でも買おうと思い、調べてみたら4000円ほど。そりゃうまいよね。

アオナのグリル焦がしバター・・・△ まったく印象に残りませんでした。魚自体はおいしかったですが。

蝦夷鹿・・・★ 本日一番の皿。割と普通な感じのルックスですが、鹿の質、火入れ、ソース完全に調和されており、日によって違うのかもしれませんが、恵比寿のマノワよりうまく感じました。付け合わせもGood。

デザート・・・△ 個人的に福岡はスイーツのレベルが低いと感じていますが、デザートたくさん出てくる割にはインパクトなく、お腹が膨れていくイメージ。桃のスイーツは悪くありませんが、他は何ともない感じ。

さて、オープンな感じで盛り付け作業などが見られるのはとても楽しいですし、結構なスタッフが忙しく働いていましたが、会話まで聞こえてきます。

特にパティシエの人達の会話は、個人的には面白く聞いてましたが、うまくいってんのかなーと思ってしまう。皿が汚い、とか、そこじゃない、とかボスキャラ的な人は小さい声でいいつつ、丸聞こえなので、指示された人はちょっと怖がっていたような。頑張ってほしいものです。そしてデザートをもっとおいしくしてほしい。

全体的には中々おいしく、一人2万ほどでした。コスパは悪くないと思いますが、特段いいとも思わない感じで、人気な理由もわからなくない。スタッフが皆若く、活気のある感じではありますが、重厚感や手厚いサービスとは少し違う感じです。福岡に行った際には是非。

Pocket

コメント

タイトルとURLをコピーしました