グレンバーギー 15年 バランタイン

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グレンバーギー 15年 バランタイン
評価:7点
コスパ:C
価格:6,000円くらい(700ml)
購入場所:ネット

バランタインのシングルモルトシリーズは何種類か飲んでいますが、以前グレンバーギーを試飲したときに印象がよかったので買ってみました。そのときの印象とは少し違いましたが、なるほど、たしかにこのウイスキーはバランタインで重要な役割なんだろうな~と素人目線では理解できます。

香りは穏やかで、オーク由来の木の感じ、オレンジと少しレモンのフルーティさ、爽やかな草っぽさがあります。あんまり熟成感は感じず粘度もありません。

味は、非常に柔らかい口当たりで女性的。結構ドライでボディは薄い。最初穏やかだがフィニッシュに近づくにつれピリピリと刺激あり。蜂蜜っぽさは明らかにありますが薄いさらっとした感じで、結構ナッティだけどやっぱりドライ。麦芽っぽさも少しあるけど主張せず。やはり終わりに近づくにつれ青臭さと少し引っかかる苦味。女性っぽいウイスキーですが、中々難しい女性。

試飲したときも女性っぽさは感じて、もっとマイルドな感じだったので、もっと時間置けばよくなるのかしらと思いつつ。この感想は開封して2週間ほど経った状態。

面白いウイスキーであり、バランタインのキーモルトというのは理解できますが、いかんせん熟成をそれほど感じない。確かに現行のバランタイン17年は寂しい出来だとは思いますが、キーモルトそれぞれの質もだいぶ変わってるのでしょうか。

味としては悪くはないですが、シングルモルトとしての完成度としてみると少し寂しいかもしれません。そして15年ということを考えれば妥当ともいえる価格ですが、そのくらいだせばもう少し魅力的なシングルモルトがあるのも事実。バランタインの味わいを整理するうえでは、いい勉強になるウイスキーでありますが、今のところリピートするか?といえば、ん~~~となります。

しかし試飲したときの印象が良すぎたので、シグナトリーの23年かなんかのグレンバーギーを結構な価格で買ったんだよなー、と思い出す。ある意味開けやすくはなりました。

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