オーヘントッシャン 12年 旧ボトル

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オーヘントッシャン 12年 旧ボトル
評価:6.5点
コスパ:B
価格:3,600円くらい
購入場所:ネット

そういえばオーヘントッシャン10数年飲んでないなと思い、旧ボトルが売ってたので買ってみました。オーヘントッシャンはローランドの本格派というか、そういうイメージですが、大してウイスキー知らないときに、名前の響き的に、オーヘントッシャンあります?みたいに聞くと、ちょっと知ってる感あって、クソどうでもいい見栄をはっていました。

香りは、オレンジ、蜂蜜、麦芽、若い感じの若干のアルコール感で、柑橘っぽさは感じるものの、明るい暗いでいったら暗い感じというか。何とも言えないマイナー感を感じます。

味は、思ったよりライトでアルコール感は結構感じます。ピリピリ。香りのイメージ通りで蜂蜜やオレンジの柑橘を感じ、割と最初のアタックは甘めで、あとから苦味が来る感じです。アーモンドっぽさもありますが、熟成感はあまり感じず、最近よくあるもったいなさ。ちょっとえぐみもあります。

モルティさはしっかり感じますが、全体的にはそれほど面白いという印象はなく、地味なウイスキーだと思います。名前は派手で覚えやすいのに。

少量加水すると急に香りの印象が変わり、味は飲みやすくはなるものの、普通に薄まるだけという感じ。少し華やかにはなりますが、何とも難しい。

値段は4000円を切るのでシングルモルトとしてはかなりお手頃の価格だとは思いますが、おおお?というところは特になく、普通なコスパな感じがします。決してまずいわけではなく、ほどほどに飲めるものの、これは一本飲むのに少し時間がかかりそうというか、中々自然に手が伸びないかもしれません。

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