グレンリベット 12年 ライセンスド ドラム
評価:7点
コスパ:C
価格:5,980円(700ml)
購入場所:東京駅
東京駅経由で帰ってくるときに、エリックサウスというカレー屋でテイクアウトがてら、そーいえば酒屋いくつかあったな(といっても同系列ですが)と思い、寄ってみる。実は1ヵ月前くらいに行ったときに、タリスカー25年が3万とかで売ってたので、買うかーと思いながら入っていくと、売れちゃってんじゃねーかーーー!とガックリしていたところ、違う棚に目をやると、このリベットがたまたま5980円で売っているではないですか。あんまり興味なかったんですが、イリシットが結構印象良かったんで、ちと高いけど買うかということでつい。
香りは生姜っぽく、フルーティさはリンゴや桃な感じで、まぁ確かにリベットっぽい。結構香りはたち、ボトルの形状も昔っぽいというバイアスもかかり、そして色も濃いのでちょっとヴィンテージ感がある。公式テイスティングノートにかかれているように、シナモン感もあります。
味は、まず結構とろみがあり、割とパワフル。イリシットスティルでも感じましたが、この辺りはリベットらしかぬような。実際アンブレンデッドや90年代のリベットと比べてもパワフルな仕上がりかと。リンゴのフレーバーはどのリベットにもあるものであり、こちらのウイスキーにもあります。クレームブリュレ、バニラなどの甘み系がよく感じられ、蜂蜜感もあります。割と濃いのですが熟成感はそれほどなく、フィニッシュはピリピリとアルコール感を感じ、少し苦味が残る感じ。
全体としてはうまくまとめてあり、悪くないクオリティですし、どこか懐かしさを感じますが、すぐに本物の80年代90年代のものとは違うともわかります(笑)
最初口に入れたときから、フィニッシュまでの繋がりがスムースでないというのも少し引っかかるかもしれません。後味も少しスパイシーであり、その自体は別にいいですが、ややしつこいというか。
値段をどう考えるかですが、参考小売価格は7678円とノーマルの現行品実売の倍以上という強気設定。実際私は6000円で買い、安いところだと5000円ほどだそう。5000円ならありかなって感じです。6000円でもないことはないですが、そこまでだすならもっと好みのウイスキーはある感じ。7000円以上なら冷静になってみなさいと言いたくなる感じ。
”限定”という私も含めて日本人がめっちゃ弱い仕様なので、将来飲むにしても、悪いクオリティではないので、ちょっともっていたいなと思っちゃうわけですが、まぁ今回はパスします。ちなみに48度アルコール度数があることもあり、ロックもまぁまぁでした。
コメント