ルー・デュモン クレマン・ド・ブルゴーニュ ロゼ
評価:8.5点
コスパ:A
生産:フランス ブルゴーニュ
品種:ピノノワール
価格:2,992円(税込)
ルー・デュモンはNHKのプロフェッショナルでも紹介された日本人が手掛けるワインで、近年は値段以上の仕上がりを特に赤ワインでは楽しめます。ブルゴーニュということもあり、ほどほどのお値段はしますが、一段上の美味しさなものが多い。勿論同価格帯のルージュとかでも素晴らしいワインはありますが、ルー・デュモンのワインは年間数本は飲んでると思います。2018年のルージュは特にいいような。
そんな中ロゼが非常にお手頃の価格で出ておりましたので、これは飲まねばと思い早速購入。ロゼはルックス的にもプレゼントなんかにいいので、今後重宝しそうではあります。
色は薄いピンクで上品な感じ。香りはそこまでたちませんが、飲んでみるとかなり驚きのおいしさ。ロゼ自体をたくさん飲んでるわけではありませんが、3000円程度で買える中ではトップクラスではなかろうかと。結構ドライでありながら、繊細さの光るワインで、ベリー系、イチゴが主体ですが、結構ハーブやナッツのニュアンスも優しく感じます。ロゼでイマイチ好みでないものは、イチゴっぽさが強調され、ベトつきがあり、その甘さがスムースさを無くしますが、このロゼスパークリングは、それがなく、かといってやっぱりロゼの特徴は感じられるところではないでしょうか。
少し時間が経ち温度が上がると、確かにそのイチゴっぽさと甘味はさらに出てきますが、それでも上品でバランスがよくリッチ。何か少し熟成感もいい感じするので、いつのブドウだろう?と考えたり。NVなんでわからん・・・。ジャンパーニュ製法ということですし、24ヵ月瓶で熟成はしているよう。それほどシャンパン感みたいな香りや味わいではなく、ほのかに感じる感じです。
結構不思議なのは、繊細さもありつつ、何かが強烈に主張するワインではないのに、深みがあり、それでいて飲みやすいところ。いつもよりボトルが早く空いてしまうほどでした。素晴らしいので2.3本はストックしておきたいオススメのロゼスパークリングです。値段はこちらのワインより1000円ほど安い、グラハムベックのロゼもおいしいですが、少しレベルが違いました。是非試してみてください~。
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